盛岡から南下して十和田方面に向かう。次第に空が曇ってくる。
ひなびた、というかさびれた温泉町、大湯温泉に宿を取った。
大湯こけしを見たが、後継者もいないということ。伝統はことごとく、消えてゆく。
活気がない。空き家も目に付く。
何もない、働く場もないから、皆よそへ
行ってしまう。何とかならないのかな。
泉質のいい温泉なんだけど。
お料理は立派だった。
おなか一杯、ご馳走をいただいて、
ビールと日本酒も飲んで、
あとは寝るだけ。
翌日は、盛岡から花巻まで乗り、バスで山の神温泉まで。
部屋の天井も立派。
もちろん源泉賭け流し。広い露天風呂で
ゆうゆうと、長風呂した。
いい温泉に3泊して、お肌すべすべで
帰ってきたが、大宮駅を降りるとたちまち、都会の濁った空気を吸い込んで、
帰宅すると、やはりお風呂に入ってシャンプーをしたくなってしまう。(トホホ)




