麻生・小沢のレベルの低い政治家しかいない日本では、アメリカの復活を待つ以外にないのだろうか。
未曾有の経済危機にあえぐ日本で、のんびりと年金生活を送る私が退屈な日々を送っていることを嘆くの
は、あまりにも贅沢な話ではあると思う。
ウォーキングをしながら見る今日の青空とは裏腹に 心はスッキリしないブルー。
鬱々と時間を過ごすのも もったいないことだと思い趣味に時間を使っている。
今日はその中のひとつ、映画についてチョット書いておこう。
このところ立て続けに 気になっていた映画&DVDを三本観た。

☆☆☆☆☆(おくりびと)
今一番の話題作「おくりびと」!
死が粗雑に扱われる昨今、死者の尊厳について考えさせられた。
私の定まらない死生観に 大きな指針を与えてくれた映画になった。
外国の人にこの映画が理解できるのかなと思ったが、アカデミー賞の受賞はそういう意味でも
うれしい出来事だった。
まだ見ていない人には 是非見てもらいたい映画だと思う。
本木雅弘はともかくとして 笹野高史にはいつも魅せられる。
いつもながら あのキャラクターには参ってしまう。

☆☆☆☆(7つの贈り物)
ミステリータッチで進むこの映画は 最初のうち場面が理解できない。
ところがある時点から 突然初めのほうの場面が理解できるようになり鮮やかにその場面がよみがえってくる。
事実は小説よりも奇なりというが やはりこれは映画でしか描けない贈り物だろう。
ありえない贈り物を手にする7人の人にとって これ以上すばらしい贈り物はない。
凡人の私にさえ その人が何を望んでいるのかわかっていて 私自身がそれを持っているのに
到底差し上げることは出来ない。
私は洋画はあまり好きではない。
その理由のひとつは 出演者の顔がなんだか同じように見えて映画を理解するのに
時間がかかってしまうからだ。
だから外国の俳優の名前はほとんど知らないし 覚えようとも思わない。
☆を4つにしたのは 単に外国映画だからという理由からだ。
とても感動する映画で 一見の価値はある。

☆☆☆☆(続・三丁目の夕日)
三丁目の夕日は見たが 続編は見逃していた。
一作目を見て ほのぼのとした気分に浸り 昔の生活を思い出したものである。
続編も期待をして見始めたが 素人でも読める陳腐なストーリーに あくびが出始めたが
俄然ラストが近づくにつれ 涙があふれて止まらない。
涙は年の所為でもあるのだろうが 脚本家と俳優のチームワークがこの作品を魅力あるものにしている。