スペイン初優勝! | デンマーク・ハンドボール観察日記

スペイン初優勝!

スペイン、初優勝!!

決勝戦は、若いピチピチが多くて勢いのあるスウェーデンが有利かなと思っていたが、一方で、個人戦力に依存しないチームプレーで戦うスペインが好きで(注:決してイケメンが多いからではない。Canellasは今でも好きだが。ますます髪の毛後退してるけど。)、どちらかというとスペインを応援していたのだけど、前半はああ~という感じだったのに、後半はがらっと変わってスペインの本来の強さがみれて感動しきりだった。。

美しい。。。本当に。。ディフェンスのコンビネーションが。。6人の動きをみるのが本当に面白かった。

準決勝の対フランス戦でも、その地道なチームプレーでじわじわと強豪のフランスを追い詰め、一時ヒヤっとする局面もあったけど、終始スペインのリードで勝利したのである。

   

で、デンマークはというと、4位で終わり、メダルはとれなかった。。

すべての元凶は準決勝戦といえるであろう。

スウェーデンがいいチームだとは知っていたけど、それ以上にデンマークのやる気のなさがみえた。ディフェンス、本当に守る気があるのか疑わしいほど足が動いていないし、チーム内の連携もちぐはぐで。

そもそも最初のハンガリー戦から感じていたけど、デンマークは全体的に気合に乏しいような気がした。安定しているはずのディフェンスの要Rene Toftがずっとイマイチだったのもさみしかった。前はもっと相手にしつこく食いついていたのに。。一時期は代表チームから外れるようなことをいってご無沙汰していたこともあったし、以前のような情熱も失せてしまったのか。。

今回一番よかったのはRasmus Lauge。不遇の選手で、長く故障で泣かされ、今回久しぶりにスタメン復帰をしたけれど、そのうれしさもあったのか、もっとも生き生きとプレーしているようにみえた。あの勢いのあるカットインシュートはLaugeじゃないとできない。

Mikkel Hansenみたいに外側からシュートするのもいいけど、Laugeみたいなタイプがいるだけで相手のディフェンスをかき乱す効果があるので、やはり選手に多様性があるといい。

しかしやっぱり課題はディフェンスと、サウスポーバックの不在。Peter Ballingがよかったのは対スペイン戦のみ。やっぱりSoendergaardの後釜が。。。そういえば、Mads Christiansenはどこに行ってしまったのだろうか。

ディフェンスは、Rene Toftのようなスペシャリストも必要だけど、最近はキーパー不在の攻めも増えているので、チーム全体のまとまりが問われてきている。穴ができたらすぐにシュートされてしまう。

デンマークはスペインとは逆に個人の力に頼るところがあり、だからこそ不安定で浮き沈みが激しく、なんか物足りなかった。。

そういう意味ではこの結果では妥当といえ、いや、準決勝に進めただけでも御の字といえたかもしれない。また来年出直してこい、という感じだ。一応開催国だからもっとマシになってほしい。。

 

来年の世界選手権はドイツ・デンマーク共同開催。

デンマークが勝ち進むかどうかに関係なく、準決勝戦と決勝戦の生観戦をしにいくつもりである。たぶん、ドイツだと思うけど。