SIM方式の実際 その5 | TOEIC(R)Test 満点続出の謎を解く!

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【今日のテーマ】

●「SIM同時通訳方式」の素晴らしい世界

「SIM方式の実際 その5」

今日のワンポインアドバイスは、「SIM方式の実際 その5」です。

例によって前回の復習をしましょう。

前回は、英文をスラッシュで区切った部分ごとにSIM訳をつけてみました。

その最後の部分に英語のダイゴ味があることをお話ししました。

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Perhaps it had grown tired
多分あきてきたのよ

of us,
私たちに、
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この部分だけ読んだのでは何の衝撃も受けないでしょう。

「猫が私たちに飽きてきた」という日常的な出来事を伝えているに過ぎないからです。

ところが、そこに次のセンスグループが付け加わると日常性がひっくり返ります。

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as we later grew tired
私たちもあとであきてきたように

of ourselves.
自分たちに。
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このセンスグループは、ちょっとしたショックを私たちに与えます。

この文の核心は「猫が私たちに飽きてきた」という部分にはありません。

「私たちも、自分たち自身に飽きてきた」。

ここが、この文章の一番いわんとするところです。

それを猫にかこつけて象徴的に語っているところに、この英文の醍醐味がある…

ということでしたね。


…さて今日は、この続きです。

試しにこの文章を「返り読み」して、通常の日本語に翻訳してみましょう。

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私たちもあとで自分達に飽きてきたように、多分、猫は私たちに飽きてきたのよ。
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いかがでしょうか?

これは、つまらないですよね。

英語の持つドラマ性が消え失せて、普通の文章になっています。

このように「返り読み」で英語を読むと、新鮮な印象がなくなってしまうのです。

その理由は、「語順」です。

「英語の語順」を「日本語の語順」に置き換えてしまうので、ドラマ性が消えるのです。


…それではいけません。

英語のダイゴ味を受け止めるためには、「英語の語順」でinputするのが一番です。

ここがSIM訳の優れた特長なんです。


…この続きはまた次回、お話ししますね。
…お楽しみに!