SIM方式の実際 その1 | TOEIC(R)Test 満点続出の謎を解く!

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【今日のテーマ】

●「SIM同時通訳方式」の素晴らしい世界

「SIM方式の実際 その1」

今日の「ワンポインアドバイス」は「SIM方式の実際 その1」です。

前回は、「英語らしい表現をするために」というお話をしました。 

ちょっと、復習しましょう。

「英語らしい表現」は、SIM訳してみればわかるということでしたね。

前回の例文をご覧ください。
 
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He was the first to answer.

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この英文は中学2年のテキストに載っていました。

その日本語訳として、「彼が最初に答えました」とありました。

でも、この訳では英語を勉強したことにはならない、ということでしたね。

この訳には「英語らしさ」が全く表れていないからです。


同じ英文をSIM訳してみましょう。


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He was the first 
彼が最初の人でした 

to answer. 
答えた。

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これが英語らしさを損なわない訳です。

まず、He was the first「彼が最初の人でした」と訳します。

その後、何の最初の人だったのかを表すのに to answer「答えた」と訳します。

これが英語の感覚です。

まず、S+Vで、He was the first「彼が最初の人でした」と物事の本質を表現します。 

その後で付帯状況を、to answer「答えた」と不定詞で説明するわけです。

このような発想をするように普段から心がけていることが大切です。

そうすれば、He was the first… と反射的に口に出すことができるというお話をしました。

今日はこの続きです。


今回は、「SIM方式の実際」というお話をしましょう。

「返り読み」に慣れた人には「SIM方式」が「全く新しい読み方」と感じられるでしょう。

でも仕事で大量の英文を読まなければならない人は、たいてい「返り読み」をしません。

「返り読み」をしない読み方が、学校の英語教育で教えられていないだけなんです。


「返り読み」をしていたら、英米人と同じスピードで読むことは物理的に不可能です。

でも「SIM方式」で訓練すれば、それが可能になります。


一般に、「文法力や語彙力が足りないから速読できないのだ」と考える人が多いようです。

でも、その考えは正しくありません。

「返り読み」をしていたら初歩的な単語で書かれた易しい物語でさえ、かなりの時間がかかります。
 

ではさっそく、そのような例文を読んでみましょう。

多分、未知の単語はないだろうと思います。

50秒位で読めるかどうか、試してみましょう。

ちなみに50秒位というのは、換算すると1分間で100語に当たります。


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 Do you remember the village we lived in twenty years ago,
when the both of us felt that life would go on in the same way?
I often wonder whatever happened to that cat, the one which
would come to the back door for its milk each day, but never
once set its foot inside the house.  And then one morning it
simply didn't turn up, but why we never knew. Perhaps it had
grown tired of us, as we later grew tired of ourselves.

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「返り読み」の癖がついている人は、そう簡単ではないでしょうね。

読んで、しかも内容を理解しないとダメですよ。


これを一気に読み下して、内容がわかる人は速読力があるといえます。

でもほとんどの人は、単語をすべて知っていてもうまくいかないと思います。


次回は、同じ英文を「SIM方式」で読んでみたいと思います。


…この続きはまた次回、お話ししますね。
…お楽しみに!