学校英語の弊害(3) | TOEIC(R)Test 満点続出の謎を解く!

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●「SIM同時通訳方式」の素晴らしい世界

学校英語の弊害 その3

「ワンポイント・アドバイス」では、 「SIM同時通訳方式の素晴らしい世界」というシリーズが始まっています。

今日はその3回目です。

普通、学校の教育現場では、英米人のように「英語の語順」で即読即解していくような勉強をしていません。

そうではなく、「語順」をひっくり返して、きれいな日本語に「翻訳する」ことばかり勉強しています。

しかし、本来「英文の内容がわかる」ことと「翻訳する」ことは、実は全く別のことなんですね。

翻訳とは、「日本語がよくわかっている人が、英語の内容を整った日本語に組み上げる」という大変に高度な知的作業です。

それだけに、誰にでもできるというものではありません。

それなのに日本の英語教育では、「英語を英語の語順のまま理解する」という教授法が開発されなかったために、「日本語に翻訳して」つまり「語順をひっくり返して内容を理解する」という教授法を採用してしまったんです。

ところが、この「翻訳」には大きな問題があります。それは、「時間がかかりすぎる」ということです。

前回例に出した the day before yesterday のように、ごく短い語句の場合は、あまり問題は出ないでしょう。

しかし、これが長い文章になると、それを文頭から文末まで行ったり来たりしながら訳すことになるので、恐ろしく時間がかかってしまいます。

ですからこの教授法は、英語を素早く理解する上では全く適さないものと言わざるを得ないのです。

このような英語教育を受けた結果、生徒の側も、英語を日本語に翻訳してしまえばもう安心してしまいます。その後は試験の前に単語を覚えます。

これでは、「本物の英語力」が身に付くわけはないですね。


…この続きは次回、お話しします。
…お楽しみに!

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