学校英語の弊害(2) | TOEIC(R)Test 満点続出の謎を解く!

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【今日のテーマ】

●「SIM同時通訳方式」の素晴らしい世界

学校英語の弊害 その2

「ワンポイントアドバイス」は、「SIM同時通訳方式の素晴らしい世界」というシリーズが始まっています。

今日はその2回目です。

前回は、どのような勉強をしたら、国際的に通用する英語力が身につくか、というお話でした。

そこで、「SIM同時通訳方式」がクローズアップされてくる、ということをお話ししました。

なぜなら、「SIM同時通訳方式」をマスターすれば、英米人と同じくらいのスピードで、英語を理解していくことができるからです。

ところが、日本人の多くは、このような理解をする上で、極めて障害になるものを持っており、それが、私たちが学校で習った「返り読み」である、というお話でした。

…以上が、前回の内容です。

今日はここからです。

残念なことに、学校の教育現場では「直読直解力」がつくような勉強をしていません。

きれいな日本語に「翻訳する」ことばかり勉強しています。

ところで日本人は、英語を日本語に訳することを一般に「翻訳」と 言いますが、ちょっと「翻訳」の字を見てください。

「翻」とは「ひるがえる」という意味ですね。

つまり、「翻訳」とは「ひるがえり訳」とでも言えるわけです。

「ひっくり返して訳す」ということです。

何がひっくり返るのでしょうか?

それは、「語順がひっくり返る」ということです。

「翻訳」とは、すなわち「返り読み」なのです。

例えば、あなたは今すぐ、英語で「一昨日」と言えますか?

…いかがでしょうか?

答がうまく思い浮かばない人が多いかもしれません。


「…ん。一昨日? 昨日は yesterday… その前だから before …」

といった感じで、まず yesterday とか、before yesterday、という単語が、頭に浮かぶのではないでしょうか。

実は、それは英語的な発想ではありません。極めて日本語的な発想です。

「一昨日」を英語でどのように表現するかと言いますと、答は、the day before yesterday です。

まず、the day があります。

「その日」です。

それから、それを説明する語、before yesterday(昨日の前の)が後に続きます。

the day … before yesterday という感じですね。

これが「英語の語順」であり、このような語順で、言葉を発想する思考回路を「ネイティブ思考法」と言います。

ところが日本人の発想法は、先ほども言いましたように、これと正反対です。

the day before yesterday 「一昨日」を「昨日の前の…日」と「日」を後回しにして発想してしまうのです。

そうすると、語順がひっくり返ってしまいます。これが「翻訳」、あるいは「返り読み」のルーツです。

いつも言っていますように、このような「返り読み」こそ、 日本人の英語ベタの主な原因なのです。


…それではまた次回、お会いしましょう。
…お楽しみに!

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