保持(retention)その4 | TOEIC(R)Test 満点続出の謎を解く!

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保持(retention)その4

「ワンポイントアドバイス」は、アグレッシブ・リスニングについて、さらに深く突っ込んだお話を展開しています。今回は、「保持」retention の4回目です。これで「保持」については最終回となります。

前回は、センスグループごとに先を「期待」しながら進む際も、前の内容をしっかり「保持」した上で進まなければならない、ということをお話ししました。

いくら「期待」が大事といっても、前のことをどんどん忘れながら先に進んでいたのでは、内容の理解はおぼつかない、ということでしたね。

しかし、この「保持」には注意すべき点があるのです。それは、各々のセンスグループを頭に input した後で、それをひとつの文にまとめあげないことです。

前回の例文をもう一度見てみましょう。

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I went to Harajuku …
私は原宿に行きました

to meet with Ichiro …
イチローに会うために

the day before yesterday.
おととい。
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この英文の「私は原宿に行きました」の部分をA、「イチローに会うために」の部分をB、「おととい」の部分をCとしましょう。

そうすると、この英文を聴いたときに、あくまで「Aを聴いて保持」→「Bを聴いて保持」→「Cを聴いて保持」という風に頭の中に区分けして input しなければならないのです。

よくある間違いですが、上記の英文を聞いた時に、「ふーん、おととい原宿にイチローに会うために行ったのね」と頭の中で翻訳して納得してはいけません。それでは、頭の中で「返り読み」しているのと同じだからです。

日本人はどうしても述語動詞Vを最後に持ってきて理解しないと納得した気になれないものです。

ですから頭の中でつい組み替えて理解しがちですが、前述のように述語動詞Vを最後に持ってきて、日本語の語順に直して、納得しては元も子もないのです。

正しい「保持」とは、あくまでも「英語の語順」の通りにセンスグループごとに「保持」し、決して頭の中で「日本語の語順」に組み替えて記憶しないということなのです。

つまり頭の中の情報としては、いつまでも「私は原宿に行きました」「イチローに会うために」「おととい」という3つの情報が、区分けして記憶されていなければなりません。

いかがでしょうか?

「期待」と「保持」について、かなりの回数をさいてご説明してきましたが、この2つのことが英語上達のカギを握ることをご理解いただけましたでしょうか。

そして、その2つの能力を飛躍的に伸ばすトレーニング法こそ、スーパーエルマーのHop,Skip&Jumpなのです。

次回から、新シリーズを始めます。内容は、≪サバイバル英語術≫ です。

昨今の急速なグローバリズムにより、世界が一層狭くなっています。そんな中で、私たちは毎日のように、新聞やインターネット等でFinancial crisis や Recession という文字を目にします。

…私たちは、どのように激動する世界をサバイバルしていけば良いのでしょうか?


…この続きはまた次回。
…お楽しみに!

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