保持(retention)その2 | TOEIC(R)Test 満点続出の謎を解く!

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【今日のテーマ】

保持(retention)その2

「ワンポイントアドバイス」は、アグレッシブ・リスニングについて、さらに深く突っ込んだお話を展開しています。

前回は「保持」retention についてお話ししました。今日は、その2回目です。

その前に、ちょっと前回の復習をしましょう。

まず例文です。

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I went to Harajuku to meet with Ichiro the day before yesterday.
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これにSIM訳をつけてみましょう。

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I went to Harajuku …
私は原宿に行きました

to meet with Ichiro …
イチローに会うために

the day before yesterday.
おととい。
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この英文の意味の流れは、次のようになっています。

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(A)私は原宿に行きました

(B) イチローに会うために

(C) おととい。
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このように、英語はセンスグループごとに、内容が次々と展開していく言語である、ということでしたね。

前記の例文も、「A→B→C」という意味の流れがあります。

「保持」(retention)とは、「A→B→C」という意味の流れをたどる時に、前のセンスグループごとの内容をしっかり記憶した上で先に進みましょう、ということでした。

今日は、保持(retention)について、さらに具体的な実例をあげましょう。

次の英文をご覧ください。

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Pipeline was built in the early 1970's, over the objections of environmentalists who worried it would destroy fragile tundra.
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これにSIM訳をつけて読んでみましょう。

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Pipeline was built in the early 1970's, …
パイプラインは敷設されました、1970年初頭に

over the objections of environmentalists …
環境保護運動家達の反対を押し切って

who worried it would destroy fragile tundra.
彼らは、それ(パイプライン)が傷つきやすいツンドラを破壊するのを恐れたのです。
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このように文章が長い場合、特に「S+Vの保持」がとても大切になります。

なぜなら、「パイプラインが敷設された」という内容をしっかり保持していないと、文章の終わりの「それが傷つきやすいツンドラを破壊するのを恐れた」まで読んだ時に、「アレッ!『それが』って何のことだっけ?」ということになるからです。

先ほども言った通り、それでは、また前に戻って確認することになり、結局「返り読み」になってしまいます。

特に、最初の述語動詞Vは長い文章を読んでいるときに、頭の中で風化してしまいがちです。

「日本語では述語動詞Vが最後に来るので、それを待っていれば良い」ということで、述語動詞Vを保持する力が、そもそも日本人には必要なかったのです。

ですから、この保持(retention)も意識して訓練しなければなりません。

そして、まさにその訓練をするために作られた教材が「スーパーエルマー」なのですね。


…この続きはまた次回。
…お楽しみに!

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