語順の問題とリスニング | TOEIC(R)Test 満点続出の謎を解く!

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「語順の問題とリスニング」

ワンポイント・アドバイスは、このところ「日本人に最適の英語習得法」というテーマでお話しています。

前回は、スーパーエルマーのJumpを聴く時の注意すべきポイントをお伝えしました。
 
今回は、「語順の問題とリスニングとの関係」についてお話しします。

そもそも、リスニングにおいて、「語順の問題」がなぜ、これほど重要なのか、それは日本語と英語の根本的な差異によります。

そして、日本人がなぜ、これほどまでに英語を聴き取るのが困難なのか、その理由も「語順の問題」に帰結するのです。

いつか5文型のところでもお話ししましたが、5文型を見てみると、すべての文型がまず、主語(S)+述語動詞(V)ではじまることがわかります。

つまり、英米人の発想の根本は、S+Vなのです。

そして、この部分の意味内容が、それから後の語句を決定する力を持っているのです。

したがって、この部分を他の部分から取りだして、まず考えることが極めて大切です。これが「ネイティブ思考法」を身につける重要な鍵の一つなのです。

ジャック・ハルペンという日本語弁論大会で優勝したことのあるユダヤ人がいますが、この人が書いた「日本と日本語大論争」という本には、大変参考になることが書いてあります。

彼はドイツで生まれ、ヨーロッパを転々と追われて生活しなければなりませんでした。次々に違う国で生活するには、その国のことばを覚えなければ生きていけませんでした。そういう厳しい現状の中で、ドイツ語をはじめヨーロッパの言語を何か国語も覚えたのです。

あるとき彼は日本人に出会い、それまで自分が覚えたことばとは全く違う日本語に魅せられ、日本へやって来たのです。そして日本語をマスターして、何冊も本を書き、漢字辞書さえ出版したそうです。

その彼が日本語で最も難しかったのは、「動詞が最後に来る事だ」と言っています。

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僕が使っている言葉はいつも動詞が先に出たがっていると言うか、言わないではいられないんです。

これは深い本能的な意思、反応なんです。物事を考える時に、動詞を先に出すのは僕たちの本能みたいなものですが、日本語ではそれが逆になるので頭の中でとてもひっかかるんです。
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…と言っています。

ここには、日本人が英語を学ぶ上で障害になっている問題を、根本的に解決するカギが隠されています。

では、そのカギとは何でしょうか?

この続きは、また次回。
…お楽しみに! 

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