TOEIC(R)Test 満点続出の謎を解く!

TOEICリスニング満点続出のロングセラー英語教材「スーパーエルマー」の東京SIM外語研究所所長 上野がお届けする英語最新情報!

【今日のテーマ】

●「SIM同時通訳方式」の素晴らしい世界

「日本人に最適の英語学習法」その6


ワンポイント・アドバイスは、このところ「日本人に最適の英語習得法」というテーマでお話しています。

前回は、「人間の脳の限界」というお話をしました。

日本語のネットワーク化がすでに完了している所に、新しい言語のネットワークを作るのは至難のワザ…。

そこで登場するのが、「SIM同時通訳方式」でしたね。

SIMでは、英語学習の初めのうちは、積極的に日本語を使うことを推奨します。

実際にそれが Hopで体現されています。この Hopで「日本語の触媒効果」が最大限に発揮されます。

しかし、ここで間違えて欲しくないのは、「日本語なら何でも良いのではない」ということです。

たとえば、「全文訳」の問題です。これは英語学習上、大きな弊害があります。

「全文訳」とは、英語の参考書などでもよく見かけますが、例題の英文の下に載っている、英語全文の日本語訳です。

「全文訳」は、英文の大意を知る意味では重宝しますが、弊害の方が大きいのです。なぜなら、全文訳とは「返り読み」の集合だからです。

そもそも、日本人が普通にしている「返り読み」こそ、諸悪の根元なのです。

英文を行きつ戻りしながら読む「返り読み」から脱却しなければ英語上達の道はないのに、「返り読み」のカタマリである全文訳を読ませるのは良くありません。

私たち日本人は「返り読み」で育ちましたから、「返り読み」の環境が身近にあると、容易にそこに戻ってしまうのです。

これは、たとえば、方言のナマリを矯正する際には、「標準語の環境」に徹底的に身を置くのが良いことと似ています。

ちょっとでも方言が周りにあると、すぐに方言のイントネーションに戻ってしまうからです。

ですから、「返り読み」を克服するためには、「返り読み」のカタマリである全文訳に頼ってはいけません。

もちろん、日本人ですから、日本語が周りにあふれている状況は変えようがないのですが、最低限、例文の英語は「返り読み」でない、「英語の語順」による日本語で理解する必要があります。

そのために開発されたのが、Hopに付いている「SIM訳」なのです。

「SIM訳」とは、英語を意味のまとまりであるセンスグループで区切り、そこに日本語の訳を付けたものです。

この「SIM訳」だからこそ、「返り読み」する必要がなく、「日本語の触媒効果」を最大限に発揮することができるのです。


いかがでしょうか?

今日は、全文訳の問題と、その解決としての「SIM訳」についてお話をしました。
 
次回は、いよいよ Hop,Skip&Jumpの Skipについて説明しましょう。


… お楽しみに!
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