日本人に最適の英語学習法(4) | TOEIC(R)Test 満点続出の謎を解く!

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「日本人に最適の英語学習法」その4


今日は前回の続きで、Skipの説明をしようと考えていました。

でもその前に、ひとつの大切なポイントをお話ししておきたいと思います。それは、「人間の脳の限界」ということです。


昔、ある科学雑誌の中に下記のような記述がありました。

「人間の脳は大人でも数%しか使われていない」


私はそれを読んで、こう思いました。「それなら脳の使われていない部分を積極的に使えば、際限なく頭が良くなるのかなー」

ところがこれは、できそうでいて夢物語に過ぎないようです。そうなったら私たちは皆、天才に生まれ変わることになります。でも現実は、天才などそう沢山いるものではありません。


なぜそうなのか、説明しましょう。

問題は脳の「神経細胞の数」ではありません。140億個あるといわれる大脳の神経細胞を「いかにネットワーク化できるか」、ということらしいのです。


人間は生後2ヶ月くらいから脳の神経細胞がどんどんネットワーク化されます。ネットワークがある程度完成するのがだいたい3歳くらいと言われています。言語を司る部分のネットワーク完成は、これよりちょっと遅いです。8歳くらいでほぼ出来あがるそうです。

ですから、ここに言語習得のひとつの限界があるのです。


もちろん、それを過ぎても言語の習得は可能です。実際に私たちは中学から英語を習い始め、ある程度うまくなりました。

しかし、すでにネットワーク化が済んでいるために問題があります。大多数の日本人は、RやLの使い分けが苦手です。微妙な母音の発音がうまくできなかったりします。これは、何より「人間の脳の限界」を現しているのです。

ですから、時々見かける学習法、「赤ちゃんに戻って1から英語をやり直そう」という学習法は科学的に無理であることがわかります。

私たち大人は、しっかり出来上がった日本語のネットワークがあります。ですからネットワーク化されていない赤ちゃんの脳には戻れないんですね。


…この続きは、また次回。

お楽しみに!

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