健康診断や人間ドックで調べる便検査。

40歳以上の人が受けることを

推奨されています。


便に血液が混じってないかを調べる

便潜血検査です。


ポリープや潰瘍、ガンなど大腸からの出血が

ないかを調べます。


検便とは、違います。

検便は、飲食関係者が、食中毒菌を

持っていないかを調べる検査です。

たまに、間違えて答える人がいます。


生理中は検査出来ません。

生理の血液にも反応してしまうからです。


だけど、生理中に便検査をする人がいます。

日程的にどうしようも無いのかもしれませんが、

そうすると、検査結果が陽性になることが

あります。


そして、2次検査目的でクリニックに

来院することになります。


生理中なら、受診医療機関と相談して、

後日提出にするといいと思います。


2次検査は、大腸カメラです。

(大腸CTができる施設もあるようです)


「もう一回、便検査してください」

「生理中だと施設には言ったんですよ」

などという人もいます。


でも、陽性だったので、次の検査は

大腸カメラです。

便検査は、もう一回はしません。


もう一回便検査をして陰性だったとしても、

陽性になったことをなかったことにすることは

できません。


「生理だったからだと思うんで」と

大腸カメラを拒否する人もいます。


保険診療で検査できるので、

40歳過ぎたら、一度は受けてもいい検査だと

思います。


ポリープとか早く見つければ、

大腸がんにならずに済ます。

 

年に何人か、生理中に健康診断を受けて

便潜血検査が陽性。

2次検査依頼書を持って来院する人が

いるので、女性の方、気をつけてください。


便秘で、便が硬い時に便潜血検査をした人も

陽性になることがありますよ。


便潜血検査で陽性になったら、

次は大腸カメラですよ。