Burny RLC-60 2本目 修復 (その3) ネック接着状況の確認 | ギターいじりは楽しい!

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ジャンク安ギターのリペアとカスタマイズ、エフェクターなど、とにかくギターを楽しもうという日記です。

2日前に折れたネックをタイトボンドで接着しクランプで圧着しておきましたが、それから60時間程経過しましたので、クランプを外して確認しました。

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予想通りはみ出したボンドで当て木がくっついていました(笑)

 

軽くハンマーで叩いて外しましたが、木屑が残ってしまっていますのでこれは後ほどやすりかなにかで削り取ります。

見た感じでは、接着はされているようですが、強度的にはよくわかりません。

とりあえず手でヘッド側からそれなりに力を加えてみましたが、隙間が空いたりなんて事も無いので次に進めていこうと思います。

 

ひび割れ箇所の塗装浮きやはみ出たボンドのかたまり、当て木の残骸などで表面が少し荒れているのでペーパーの空研ぎで軽く整えました。

 

とりあえずは、接着箇所の強度を確認するために弦を張ってテンションを加えた状態で数日経過観察することにしました。

外してあったペグとブリッジを戻して、たまたま残っていた使い古しの弦を張っておきました。(残念ながら1弦がなくて5本だけ)

日焼け跡がちょっとエロい感じです(笑)

このまま数日間は毎日チューニングで確認です。

 

問題なければネックに関してはこのままで、タッチアップや電装系などの作業に移りますが、何かしら問題が出た場合は補強材を入れるなどの検討が必要になると思います。

 

弦を張ったので少しだけ弾いてみましたが、こんな状況なのにネックの状態が恐ろしく良い。

ほぼストレートな状態を保っているようで弦高を下げ気味にしても音詰まりがするところがまったくないという。

この時代(80年代後半)のギターってやっぱりすごいんですかねぇ。