私の、重ね煮の師匠(勝手によばせてもらってます)『おっこさん』に連絡をとったところ、翌日に、ころあい自然楽校で、ランチを作られると言われたので、なかば、強引に、お手伝いさせてくださいとおしかけてしまいました。
私の人生を変えたお料理、、、といってもいいかもしれません。おっこさんのつくるお料理には魔法がかかってるのか。。。とおもうくらい美味しいのです。
丁寧につくられた一品一品を、薄い木でつくられたお皿に芸術作品のように並べます。季節のお花や葉っぱをうまくつかって。。。わたしも、お料理を並べるときは、おっこさんに教えてもらったことを念頭にはおいてますが、なかなか難しいです。
お味噌汁も具だくさんの重ね煮。なんて美味しいのでしょう。食べたら、涙が出そうになる感動のやさしいお味。。。
エビフライのように見えるのは、にんじんでできています。以前、お店をされてたとき、しっぽを残されたかたがいたとか。。。おかしいですよね。完全に海老と思ってしまうほど完成度高かったです。

ころあい自然楽校は、稲美町に5年前に大江ゆりこさんが預かり保育をはじめられたのがスタート。自然の中で遊ぶことほど、こどもの成長発達を促すものはないと畦道散歩や公園遊びを中心に保育をされていました。その後築100年の古民家を購入、車庫を保育室に改装し、現在は納屋を改装し小学部も昨年秋から、開講されています。
おっこさんの、娘さんも通われていたことや、大江さんがお子さんをつれて、私の教室にも何度か来られたこともあり、交流が深まりました。
ゆりさんは、「子どもの目が輝く場所」を目指し「こどもはすべて持ち合わせている」と、安心できる場所で豊かな学びを。。。と、一歩一歩おもいを形にされています。
学校現場にいた私は、夢のような学校作りをされているゆりさんのことをほんとにすばらしいなあと応援させてもらうようになりました。

そして、教育に対する要望の多様化、多くの子どもたちを一度に教えるのには、限界があります。宿題ひとつとっても、もっとだしてほしいという親御さんもいれば、全く無しにしてほしいというかたもいる。そして、学校の評価はどうしても、テストの平均点をあげることや、中学高校などでは、部活で強くなり勝つことなどで高評価を得ようとします。
大江さんのつくろうとされている学校!わたしが、小学校の教師を目指していたとき、こんな学校あったらいいなあ!こんなところで先生したいなあと夢見ていたような学校なんです。
まだ今は、なかなか、世間の目は無認可の小学校にはむいてないとおもいますが、ころあい自然楽校はパイオニアやとおもいます。これから、同じおもいを持っている人たちがどんどん支持され、教育委員会もおもい腰をあげざるをえないようになるとおもいます。いろんな面でいまは、ご苦労されているとおもいますが、きっと、時代がついてきます!
わたしも応援をつづけていこうとおもっています。
もちろん、公立学校にも、素晴らしい先生もたくさんおられますので、お子さんが楽しく通ってはるかたは、そのまままっすぐすすまれたらとおもいます。
でも、なかには、学校に行くのがしんどいとか、もっと違う学びを。。。とお考えのかたには、こんな学校があるんだよと、おしえてあげたい。お母さんもこどもも、ほっとして、救われる。。。きっとそんな場所だと思うのです。
ころあい自然楽校 https://www.koroaishizen.com/





