◎通所介護サービス(デイサービス)
デイサービス事業所に通い、入浴や食事、その他日常生活の介護を受けられるサービスです。デイケアは、老人保健施設や病院に通い、機能維持や機能回復を目指し、理学療法や作業療法を中心にリハビリテーションを受けられるサービスです。
ディサービスによっては お泊りディサービスを行っているところもあります。
◎短期入所介護サービス(ショートステイ)
別名“ショートステイ”とも呼ばれ、仕事の繁忙期や旅行などで家族が一時的に介護ができないような時に、有料老人ホームや特別養護老人ホームなどの施設に短期間(数日~1週間)入所し、入浴や食事、その他の日常生活における介護を受けるサービスです。
◎小規模多機能型居宅介護
デイサービスを中心に訪問介護、ショートステイの3つのサービス形態が一体となり、24時間切れ間なく提供されるサービスです。地域密着型サービスのひとつで、原則として施設のある市区町村に住民票のある方が利用の対象となります。
毎回のようにケアプランを作り直さずとも、必要に応じてデイサービス・訪問介護・ショートステイの3つを臨機応変に選べるのが大きなメリット。例えばいつも介護をしている家族が親戚の結婚式で家を離れなくてはいけなくなった場合、業者を一から探す手間はなく、スケジュールに合わせて日帰りのデイケアや宿泊のショートステイを選ぶことができるのです。
しかも、デイサービス・訪問介護・ショートステイの3つのサービスでは同じスタッフに対応してもらえるため、介護スタッフと親しみやすいというというのも特徴。性格や癖や趣味趣向も理解してもらえるので、わざわざ同じ説明を各業者に申し送りをするといった手間がなくなります。
介護サービスにおいては地域密着型サービスと呼ばれる種類のため、施設の所在地と異なる市区町村にお住まいの方は、基本的には利用できません。利用を希望する場合は、地域包括支援センターや市区町村の担当窓口に相談してみてください。他の福祉サービス運営施設と比べ少々数が少ないので、余裕を持って探しておくことが大切です。
◎居宅介護支援事業(ケアマネージャー)
この居宅介護支援事業は、介護サービス事業者ではありませんが、ここで紹介しておきます。
居宅介護支援事業とは、介護保険申請の代行業務、居宅サービス計画(ケアプラン)の作成、介護保険の給付管理業務、介護保険施設への紹介などの介護支援サービスを提供することをいいます。
実際に、これら業務にあたるのは介護支援専門員(ケアマネージャー)です。
ケアマネージャーになるためには試験があるのはもちろん、一定の資格や実務経験が必要です。
ケアマネージャーは、介護保険制度の中で重要な役割を果たす要職であるといえます。
ケアマネージャーに関しては3月26日と3月27日に詳しく書いてますので参考にしてください。
介護専門カウンセリング 岩間 こずえ
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