片山耀将のブログ

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シアターキューブリック所属
俳優・ダンサー・振り付け師


テーマ:
こんなに心を尽くしても、
たった八回で仕舞い。


演劇というものの、なんとも虚しい側面だ。


今年の初めくらいから、そういう思いが強くなっている。


所詮は1人の脳みそから生まれた、『役』という存在の血と肉と泪と汗になり、懸命になっても、
終わってしまえば、ただ後悔が残る。


お客さんから頂く拍手はとてもありがたい。


そして、その座組であり、チームであり、仲間たちと共に、そういう瞬間に巡り会えることは、
それはそれは最高に幸せだ。


だがしかし。


最高に、幸せであるからこそ、


あとに残る残滓は、それはそれは酷いものだ。


どこまでやればこの後悔は消えるのか。


なにをどうやれば、もっとよいものになったのか。


それはどこかで妥協してしまえばいいのかも知れないけれど、そんなことをしてしまえば尚更傷は深くなるばかりだ。


なんとも虚しい。


賽の河原で芝居という石ころを積み上げていく仕事。


そういうものが、今後もずっと続いてゆくのかと思うと、、、なんとも叫びたくなる。


なんとまぁ悲観的に聞こえるかもしれないけれど、別にそういうものでもなく、
まぁ、そういうお年頃なのでしょう。

そりゃ、38年生きてきて、やっぱり身体面での衰えも感じるし、己という存在がうすらぼんやり自覚できてくると、さて、どうするよ。みたいなものが自ずと現れる。


あー、そうか。


これは現実の重みだ。


40歳という現実と、
芝居を始めて20年という現実の、


その、なんという重さ。


いまはそういうものと向き合うお年頃か。






俺も歳をとったものだ。(笑)





明日も、明後日も、終わりなき戦いは続く。











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