基礎をおろそかにしてはいけない | 二浪して東大に合格した受験勉強法を公開

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現在東大で物理を学んでいます。TOEFLや受験のことなどかこうかな

こんにちは!

きょうは久しぶりに受験について書きます。


この前たまたま高3の勉強を見る機会がありました。(バイト系の用事で)


その時英語を教えたのですがレベルはだいたいセンターくらい(もっとやさしいかも)でした。

その子はそれを辞書を引きながら読んでいました。だいたい1文に2回くらい辞書を使う感じでした。


それをみて思わず言ってしまったのが

「単語力なさすぎでは?」

なんですよねぇ。(いやそんなきつくは言っていません、笑いながら言いましたよ笑)

そしてなんでもいいから1冊単語帳を仕上げたほうがいいよと言いました。


よく単語帳については使うべき使わないべきの議論があります。僕は使った方がいいと思います。特に今高3でセンター英語のレベルで苦戦する人は単語帳の使用をおすすめします。


なぜこんなことを言うのかというとまず1文に対して何回も辞書を引いてたら時間がかかるからです。よく文章を読んでいてわからない単語を調べて自分だけの単語帳を作ろう!とかいうのを聞きますがそれは英語だけやっていればいい人にしか有効じゃないアドバイスだと思います(実際単語帳を否定する人は英語がすでにかなりできる人あるいは英語しかやっていない人がほとんどだと思います)

英語が既にかなりできる人はそれでもいいんです。なぜなら文章を読んでも知らない単語なんてせいぜい1個か2個くらいですからすぐ調べられます。ここまでくれば多読も効果があります。


また文脈から予想するのもあまりに知らない単語ばかりだと予想すること以前に文脈すらわからないということが起こると思います。


だから僕は単語帳を使うべきだと思います。


これは数学とかにもいえますよね。まえ数学の勉強方法の記事でまずは解法を覚えましょうと書きました。数学でもすでにできる人や数学ばかりやっている人はひたすら考えるのが大事といいます。しかしそれは考える土台ができているからあとは考えるしか勉強にならないということです。ここを間違えてはいけないと思います。

(一般にその科目を教えることを仕事にしている人は最初基礎をどう勉強したかを忘れていることが多いのでいきなり応用のための勉強方法を教えてくることが多いです)


大事なことはその科目に対して問題を考えるために知らなくてはいけないこと(=基礎)が何なのかをしっかり判断し必要なことは頭に入れることです。

これがあるからこそ過去問などで応用する練習をしたときに一気に点数が伸びるわけです。まだ6月ですから夏休み以降の演習に向けてそういうところが大丈夫かをもう一度見直してみることも大事だと思います。


以上。