2023年新製品 ビッグマウスカーリー!

 

アコラバ・鯛ラバで高実績を積み立ててきたビッグマウスにシンシリーズを追加しましたので細かい製品説明を。

一目見てわかるヘッドバランスに合わせたツインカーリーテイルネクタイツインストレートネクタイのコンビネーション。

対象魚の活性や捕食対象に合わせる選択肢が広がります!

 

#C04ゴールドホロ/オレンジ

 ツインカーリーネクタイカラー  UVオレンジ

 ツインストレートネクタイカラー オレンジグロー

 

 

 

#C05ゴールドホロ/レッド

 ツインカーリーネクタイカラー  UVレッド/ゴールドラメ

 ツインストレートネクタイカラー レッドラメグロー

 

 

#C09ゴールドホロ/グリーン

 ツインカーリーネクタイカラー  グリーン

 ツインストレートネクタイカラー ゼブラグロー

 

 

 

 

#C11ダイナマイトオレンジ

 ツインカーリーネクタイカラー  UVゼブラオレンジ

 ツインストレートネクタイカラー ブルーラメグロー

 

 

 

#C12オレンジホロ/レッド

 ツインカーリーネクタイカラー  UVゼブラレッド

 ツインストレートネクタイカラー ブルーラメグロー

 

以上の5カラーのラインナップ。

カーリーにはUV、ストレートにはグローで対象魚からの視認性を向上させています。

ただし#C09のグリーンには敢えてUV無し。

 

 

もしグローに他魚が反応する場合でも取り外しは簡単。

スカートフックシステムも、ラバースライドストッパーの採用でヘッドに取り付けたまま簡単にネクタイ交換が可能になりました。

フックはビッグマウスで実績十分のオーナー社製フック仕様です。

 

低水温期の追いが今一つの時や短い移動距離でアピールしたいといった場面ではぜひお試しください。

活躍しますよ!

すでに開幕した瀬戸内海アコラバシーズン、ビッグマウスとビッグマウスカーリーでお楽しみください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は各地で盛期を迎える太刀魚ジギングについて

自分の考える、基本となるジグの使用方法について解説しましょう。

 

太刀魚ジギングで、ジグを落とせばいくらでも喰ってくる、というのはもう遠い昔のお話。

最近では反応がよりシビアになり、考えた釣りをすることが求められます。

 

 

では太刀魚ジギングの流れについて。

ジグの投入から始まり

・フォール速度

・アクションの速度・間隔・大きさ(強さ)

などを考えながらジグを操作します。

 

まずフォール速度

ジグのフォール速度の調整はサミング・メカニカルブレーキ・フォールレバーなどで調整できますがサミングだけでは一定の抵抗を掛け続けるたり抵抗を変えたりするのは難しいため他と併用することをお薦めします。

この操作により細かなアタリを捉えやすくなり、場合によってはフォールだけでヒットします。

最近の傾向として重めのジグを好むアングラーが多くなりました。

手返しが良く着底感が分かり易いメリットをありますが、一定の速い速度だけではなく落ちる速度を意識しないとメリットが相殺されてしまう場合もあることを忘れないでください。

これは投入からのフォールに限りません。

あらゆるフォールで意識することです。

 

着底したら巻き上げながらジグを操作します。

・ボトムからワンピッチで探る

・タダ巻きストップを繰り返して探る

・タダ巻きからのシャクリでフォールをいれる 、を繰り返して探る

・上記の操作を組み合わせて探る

だいたいこのような感じでしょうか。

 

ボトムからのワンピッチジャークは基本となる誘いです。

リールの一回転の巻き取り量、ロッドの振り幅、強さ、速度など調整して探ります。

アクションの回数でアタリのでるタナをつかみやすい釣り方です。

 

タダ巻き・ストップではタダ巻きの速度・回数・ストップの間合いを調整してアタリを探ります。

タダ巻きで太刀魚に追わせる距離がどれくらいか?速度は?ストップしてアタリがでるのはどのタイミングか?を考えながらアタリを探します。

タダ巻きで太刀魚に見つけさせ追わせてからストップでの速度及びジグの姿勢変化でバイトさせるという操作ですね。

タダ巻きでアタリが連発することもあります。これだとイージーなのですが。

 

(ジグのアゲ(引いている)でのバイトがフロントフックに掛かると魚とジグの動きが適合していると判断する目安)

 

 

シャクってフォールを入れるのはフォールで喰わせることを意識した釣り方です。

シャクる(ジャークする)のはジグに初速を与え横方向にスライドさせる為に行うことを目的としています。

フォールはジグの特性・形状によりヒラヒラとしたフォールだったりバックスライド系のスライドフォールであったり異なります。

ヒラヒラしたフォールの場合はラインスラックの動きでアタリをとります。ラインの動きが急に早くなったり止まったりという変化を見落とさないように注視します。

スライド系のフォールの場合はジグのフォールにロッドティップを下げながらついていきます。

この時、ラインテンションのコントロールでジグのフォールを操作しアタリを捉えます。

 

(フォール中のバイトはリアフックに掛かりますが、タダ巻きの場合もよく掛かります)

 

アタリを感じた場合のアワセはしっかりとフックに力を伝えること。

ご存じの通り太刀魚のバイトは噛みつきです。青物のような吸い込み型ではありません。

メタルジグのコーティングを貫通して鉛まで歯は到達し食い込みます。

この状態でもフックを貫通させることができるよう意識しておきましょう。

 

 

太刀魚ジギングではスレ掛りの多い釣りです。

スレでも釣り上げれれば嬉しいでですが、スレで掛かると太刀魚特有のバックして締めこんでくるヒキを味わえず重いだけになってします。

これでは楽しさも半減してしまいます。

太刀魚ジギングを楽しむためにもフックを口に掛けることを意識しましょう。

 

アクションのさせ方・スピード・間合いを自分なりに調整することでキャッチ率が向上させれれば楽しさもより大きくなります。

 

そこで考えるジグのフックセッティングについて。

基本的な考え方として先に書いたようにタチウオの捕食は噛みつきです。

なので噛みついてきた位置にフックがないと口に掛かりません。空振りかスレです。

ですのでフックセッティングは重要です。

考え方としてはジグがどのように動いている状態でバイトしてくるかを考え、その時のフックのある位置を想像して決めます。

 

写真のセッティングはジグを引いている時にジグの中心をフロントフックがカバーし、フォール時にはリアフックがジグの中心をカバーすることを考えたセッティングです。

フロントフックはフォール時にはバンザイ状態、リアフックはアゲの時にはジグ本体から離れた位置となります。

アゲでのアタリを積極的に掛けたければリアのフックを短くします。フロントはもう少し長くてもいいでしょう。

逆にフォールのアタリを積極的に掛けたければフロントは短くリアはもう少し長くてもいいでしょう。

フロントフックとリアフックが絡む長さになっても慣れてくるとトラブルはほぼ無くなります。

どちらもジグに沿ってフックが有ることを前提としています。

 

更に細かく言えばフォールでもヒラヒラ系のフォールとバックスライド系のフォールではフックセッティングは異なってきます。

写真のセッティングは自分のバックスライド系のフォール用です。

自分の経験からするとヒラヒラ系のフォールを多用する場合はフロント・リア共に短くした方が良く掛かります。

ジグが横を向いてフォールする時にはどちらのフックもバンザイした状態になりジグから離れてしまうためジグからフックが離れてしまいます。

この状態でジグに噛みついてきた時、なるべくジグに近い位置にフックがあるようにします。

口の外掛りもありますが、ヒット率は高まると感じています。

 

 

 

さて、前述の太刀魚を狙うアクションをさせやすいことを意図して作ったのがダミキジャパンのタチグイです。

100g・125g・150g・180gの4サイズのラインナップ。

 

100g・125gは比較的に水深が浅い潮流が緩やかな場所での使用を想定しています。

ジグにアクションを付けやすく潮に乗せ易いモデルです。

150g・180gは水深が深い場合や潮流が早い場所での使用を想定したモデル。

スピーディーなフォールと潮抜けの良い操作性が特徴です。

 

今シーズンの太刀魚ジギングに是非ご使用ください!

 

それではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は釣行記。

 

10月1日土曜日、広島県吉島ボートマリーナから出船のHARUKA丸さんに初乗船。

サワラ狙いのジギングに釣行してきました。

 

出船後船は一路山口県岩国沖方面へ。

カタクチイワシのベイトに着いた魚がターゲット。

水深30m弱から60mでの釣りでした。

 

船には方舷5人ずつの合計10人のアングラー、なのでもちろん船はたてて流します。

基本的にはスピニングでキャストして底を取り誘いあげてくる釣り。

ブレード付のジグ。ベイトサイズが小さいためタングステン製。

ブレード付のジグの場合、早引き・ストップの繰り返しが基本となります。

 

しばらくすると船中ポロポロとヤズ(イナダ)がヒット、真鯛も混じる。

自分にアタリは有るがヒットは無い…

ベイトタックルに変更、ジグはタングストン60gにスピナーブレードフックM ゴールド を装着。アシストフックは装着せず。

早引き5回転・ストップを基本に、あとは巻き回数とストップの間を変更してアタリがでるアクションを探す。

と、すぐにヒット!

引き方からサワラではなくヤズだと直ぐにわかる。

なぜか自分はこの釣りでもベイトタックルの方が手に合うみたい。

 

その後もポロポロとヤズやサイズアップしたハマチがヒット。

 

(いい掛かり方!)

 

船中サワラは上がっていないため、釣り方を変えてみる。

昨年来たときにはベイトがイワシからカマスなどに替わって釣り方も変化したし。

 

闘魂ジグ60gでリズムを変えながらボトムから水面まで探る。

しかし、中層でヒットしてもヤズ。

 

 

ならば自分が今まで一番サワラを釣った釣り方、スローピッチジャークで。

ジグはバックドロップ

で、気持ちよくかけてもハマチ…

 

 

船長曰く、青物が喰わない高速で巻かないとサワラは喰わないよ、青物の活性も高すぎるけど、とのこと。

なので高速巻き・ストップを繰り返す。

確かに青物は当たらないが何もアタラナイw

 

終盤多少アタリが遠のいたのでスピナーブレードフックをMからLに変更

波動とフラッシングを強めてアピール力を向上させます。

 

すると早巻きからのストップにジグをコンと突き上げるアタリ。

掛かり方ばっちりのハマチ。

 

(絶対バレない掛かり方)

 

最後も下から突き上げるアタリでヤズ。

(完全丸呑み。)

 

結果、残念ながら船中サワラには出会えず終了。

ま、こればかりは仕方ない。

 

10月だというのに気温30度越えで釣り座がキャビン横でほぼ無風。

汗だくで汗がかわかず熱中症の手前となりました、トホホ…

 

さて、瀬戸内海でのオフショアのブレードゲームではキャストする時はアンダーハンドキャストが基本です。(キャスティング船は違います)

釣り位置が水面から高くないためロングロッドでは水面を叩いてキャストしにくくなります。

フォローでもバックハンドでもキャストしやすい長さを使ってください。

 

ラインは細い方が飛距離も出ますし扱いやすいですが、トラブル回避のため船のお薦めの号数に合わせるようにしましょう。

 

アタリはフォール時かストップ時に集中します。

メリハリのあるアクションを心がけましょう。

 

これからが本格シーズンを迎えるサワラゲーム、スピナーブレードフックでお楽しみください!

 

 

それではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジギング・鯛ラバに限らずオフショアの釣りで悩まされる二枚潮について。

 

水深に比べラインの放出量が極端に多いとか、着底感がわかりにくい、ジグが動いている感じがしない、ジグを回収しているとラインの向きがどんどん変わる、などの状況がある場合は疑ったほうがいいでしょう。

 

(二枚潮で苦戦しながらなんとかスープレックス350gでヒットさせたマハタ)

 

 

二枚潮とは上層の潮流と下層の潮流が流れる方向が違う、あるいは方向が同じでも速度が違う状態を表しています。

 

水温の高い黒潮や親潮の影響を受けやすい梅雨ごろからよく発生します。

基本的には入ってくる海水と滞留している海水の温度差が要因でしょう。

 

大型河川からの流入が多いエリアでは雪解けの低温水の流入や、多量の降雨による真水の大量の流入などでも発生します。

こちらの場合は温度差以外にも比重の違いが要因となるでしょう。

 

風に押されて表面だけが滑るような軽度なものあります。

 

では二枚潮が発生?している状況でのジギングではどのような影響をうけるでしょうか?

仮に同じ方向に潮が流れていて上層は2ノット、下層は0.5ノットのの流れで船の前から後ろに流れているとしましょう。

投入したジグは後方2ノットの流れの中を後方に向かって沈んでいきます。

ジグが下層の0.5ノットに入ると後方に流される速度は当然遅くなります。

しかし2ノットの流れの中を通っているラインはどんどんジグを追い越していきます。

ジグが着底してもラインは上層の流れに乗って出続けます。

ラインの状態が平仮名の”つ”の字状態といえばイメージし易いでしょうか。

注意していないと着底がわからないかもしれません。

上下の潮流の向きが異なれば更に複雑になります。

 

この状態でシャクリ始めても、”つ”の字状態に膨らんでいる部分のラインのせいでジグにアクションを与える事は困難です。

膨らんでいる部分が縮んでいくだけでジグまでアクションが十分に伝わりにくいのです。

もし魚がバイトしてもアタリが伝わり難いうえにアワセが効かずバレやすくなります。

 

ではアングラー側の対策はどんな事が有るでしょうか?

 

①フォール速度を早め着底感がしっかり感じれるようジグを重くする。

サミングを強くしてラインの余分な膨らみを減らす

③潮流の抵抗を減少させるためラインを細くする。(水切れの良い低伸度の物がお薦め)

硬いロッドを使用しジグにアクションを伝えやすくする。

⑤着底後は早いリーリング・アクションで引き抵抗を掛けてラインの膨らみを減少させる。

 

など、やるべき事は色々あります。

 

まず簡単にできるのは①。

そして特に②は重要です。

ラインの侵入角度が、しっかりとサミングしている人としていない人では全然違います。

サミングと書いていますが、本来の指でスプールを押さえる方法だけではありません。

 

まずは基本、メカニカルブレーキなら締めていき、指サミングと併用

 

最近の装備ではフォールレバーで調整

 

レバードラグで調整できれば最高に使いやすい

 

これらの事ができたうえで⑤です。

素早い巻きあげで下層の中を引き上げ、ラインの膨らみを減少させ、しっかりとサミングしながら再度落とします。

やる前とラインの侵入角度が変わるはずです。

変わらない場合はジグが軽い・サミングが弱いなどの原因が考えられます。

 

ロッドは張りのある硬めで、ロッドが曲がる量を減らしてその分しっかりと水を切りジグにアクションをつけれるようにします。

アタリを感じた場合はとにかく素早く巻きアワセ。

ロッドで瞬間的にアワセても力が伝わりません。

 

今年は日本周囲の海水温度がまだまだ高いため二枚潮に遭遇することも多いと思います。

通常使用するジグより重い物、硬いロッドも準備しておいたほうが良いと思います。

 

残暑が厳しいですが、しっかりと水分補給を心がけて釣りを楽しんでください。

 

それでは、また!

 

 

 

新製品情報のご案内です。

オモリグ・イカメタルアングラーの皆様お待たせしました!

 

イカ用タングステンシンカー 登場!

 

 

 

船からの中オモリ・オモリグでのイカ釣り用に開発したタングステン製シンカーです。

サイズは30号と40号というヘビーウェイト!

 

日本海でのイカ釣りでは例年お盆前ぐらいから潮流が速い、いわゆるぶっ飛び潮に悩まされことが多くなります。

また二枚潮も多発

 

特に船がアンカリングされた状態では普通の鉛では遙か遠くに流されていきます。

どんどん重いオモリに変更して対応しようにもタックル(特にロッド)の限界を超えれば破損の原因にもなる為ただ重くするというのは無理があります。

 

そこでタングステンという高比重素材を使用し、素早いフォールと潮流の抵抗を減少させまさした。

 

 

 

シンカーの形状はスリムな涙滴型で断面は円形。

もっとスリムで長いほうが、という意見もありましたが自重がある分アクションさせた時に大きく動き過ぎてしまう(俗にいう抜ける感じ)ため適度なヒキ感が感じられることを求めました。

また誘いのアクションからのフォールでの水受けは極力小さく、通常使用されるシンカーと異なる性能をめざしました。

 

通常の鉛製シンカーと比べて圧倒的なフォールスピードと引き抵抗の少なさを実現。

ラインの放出角度が全く違います

自分で釣りをしていて、この重さのタングステンシンカーの必要性を痛感したため、あえて数量限定での生産です

 

製造量が少量ですので通常の流通経路での販売は行う予定はありません。

販売はダミキジャパンWebショップでの販売となります。

 

尚、高騰する原材料費・製造費・物流コスト並びに為替安の影響が直撃の状態の中、少しでも販売価格を抑えるため着色やコーティングは無し、

ビニール袋の簡易パッケージでの販売です。

 

気になる価格は

30号  ¥2,700-

40号 ¥3,500- (各税別)

となります。

 

次回製造があるのか?

全くの不明です。

この機会にご入手ください。

 

 

*本製品は船からのイカ釣り用に開発された製品です。

  その他目的でのご使用(投げ釣り等)には使用しないでください。