P2Pと著作権の未来
ファイル交換用ソフトWinMXの親サーバサイトWinMX.comが閉鎖されていたそうです。
P2Pの総本山が閉鎖されていても、P2P故に大勢に影響がないものと思っていた。
しかし、それは思い違いだったようだ。
というのも、WinMXにおいては、恒久的に存在している総本山(=親サーバであるWinMX.com)に対して、いわゆるP2P的なユーザ(=クライアント)に近いレベルでのネットワークは、かなりテンポラリ的な扱いであったようだからだ。
それで、そーかWinMXはなくなってしまったのか・・。
と思っていたら、どうやらアイルランドで親サーバが復活していたようです。
ちょっと情報が少なくて・・それがWinMX.comを運営していたグループと同じなのか、それとも同じ志をもったグループが米最高裁のテの届かない場所で開いているのか、はっきりしませんが、、、。
また、韓国での調査結果から。
インターネットのヘビー利用者のおよそ70%の人は、個人間でのファイル共有は問題ではない。デジタル著作権に対する保護意識、違法意識が低いことがわかったそうだ。
これは韓国での調査だが、勝手な想像によるとNIES(韓国、台湾、香港、シンガポール) での傾向もこのようなカンジではないかと思う。
ことの是非は別にして、デジタル著作権をめぐって保護する側と、これを軽んじるものとの対立は、かなり長い期間続くものと思われます。
これはインターネットの「カンタンに、大量にコピーができてしまう」という性質によるものなので、起こるべくして起こるものといえます。