このブログは、留学時代の回顧ブログです
この前の話しを知らないさ・・・・
っという方は、よろしければこちらをどうぞ。
つ目次
---------キリトリ----------------------
さて、一人きりではじまった今週の中級ですが、
週の中盤からはタイフットコースを受講する生徒さんがやってきたり、
マダムMさんとの出会いがあったり、
他にも航空会社で働いていてタイ人の彼氏がいるという、
日本で暮らしている韓国人の女性と出会ったり、
学校にいると様々な出会いがあるものです
韓国人の女性は以前に1つだけコースを受講したことがあるそうで、
タイに来たついでに学校に遊びに来たということで、
練習のお相手をしてもらいました。
色々な人と交流がもてるのもプッサパーで勉強をする魅力の一つだったように思います。
国籍も、マッサージを勉強しようと思った動機も、
年齢も性別もバラバラの人が集まって一つのことを勉強するというのは、
非常に面白い体験です
さて、そんな中級も気づけばテストが目前に迫っております
タイ式マッサージを学びはじめて、2週目・・・・
上達具合はどうなのかというと・・・・。
はじめの一週間は形を覚えることが精一杯で、
タイ式マッサージのなんたるかを感じることは、
正直全然できていなかったと思うのです。
それが中級になり、
基礎コースで習ったことに肉付けをしていくような一週間を過ごしたことで、
センに対する理解や、タイ式マッサージらしさということを、
意識してマッサージをするようになったのではないかと・・・。
あくまで意識できるようになっただけです
できてはいません。
まだまだこれでいいのかという迷いはありますし、
自信をもってマッサージができる段階ではありませんが、
どんなことに気をつけて、どんなことができるようになればいいのかという全体像が、
なんとなく見えてきた段階だったのではないかと思います。
そのため、中級の間に私が課題にしていたことが、
「ニン」そして基礎のテストの時にウッド先生に指摘された「チャンワ」でした
まず、「ニン」とはタイ式マッサージで非常に大切な、
簡単に言うと「止まる」ということです。
圧力がセンに達したところで離すのではなく、
そこでじっと止まっている時間を作ることが大切なのですが、
手順に気をとられていたりすると、ついついこのニンが疎かになります
また、「チャンワ」は簡単にいえばリズムのことで、
一定のリズムでマッサージを行うこともタイ式マッサージでは大切なことなのです。
押すときと離す時に同じ時間をかけなくてはならないのですが、
これが初心者にはなかなか難い・・・。
グーっと押してパっと離すという雑なマッサージになってしまいやすいのです。
集中力が途切れるとマッサージはどんどん早くなってしまいます
ニン、チャンワ・・・どうしたらこの二つを疎かにせずにマッサージできるかを考えた結果、
私が編み出した方法が『呼吸法』です
息を吸って、吐きながら押し、
そして息を吐ききるまではニン・・・・
そこから息をゆっくり吸いながらゆっくり離していく・・・・。
これなら呼吸をしている限りはリズムは乱れませんし、
ニンを疎かにすることもありません。
我ながら名案っと思って中級の間はずっとこれを実践していました。
・・・・が、
この試み・・・・今はもうやっていません。
むしろ、中級の間だけの試みで、
名案だと思ったこの方法はその後試されることはありませんでした。
名案なのになぜ??
・・・・かというと、
うるさいのです
お客様がせっかくゆっくりしている上で、
マッサージ師がスーハースーハー言っているのは、
非常に鬱陶しい・・・・。そして不愉快・・・・
結構初歩的な欠点にその後気がつきました。
そんなわけで実践的にいかされることはありませんでしたが、
この呼吸法によるマッサージを練習したおかげで、
リズムを意識するコツはつかめたような気がしますのでよしとします
あと、問題なのは筆記試験のこと・・・。
この週はタイやタイ式マッサージについての歴史なども学んだ週ですので、
色々と覚えることがある。
しかも、教典の名前やらはタイ語で覚えなくてはならず・・・。
「タムラウェーチャサーチャバブルアング」←本の名前
なんていうのを覚えるわけです。
ひぃぃ
しかも、先にも書いたイッタ、ピンカラ、カラタリ、スマナ・・・・のセンプラターン地獄も・・・
あひぃぃ
なかなかボリュームがある中級の試験勉強であります。
センプラターンは、センプラターンの歌というのがあって、
名前だけでなく意味も一緒に覚えられる歌があるのですが、
この時にはその存在は知りませんでしたから、
ひたすら呪文のように唱えて覚えたものです
外国語を覚えるというのは、本当に難しい・・・・・。
あ、そういえば中級の間に、
もう一つ外国語を覚える難しさを感じたエピソードが・・・・。
マッサージの実技の練習をする時には、
かならず、一度アチャン(先生)がお手本をやって、
それから練習がはじまります。
そんなお手本の時や、
それ以外にもアチャンのマッサージを受ける機会というのは、
色々あるのですが・・・・。
先生に押されてみるというのは非常に勉強にもなる貴重な機会なのです。
ところが、今教わっているアチャン・ウッド先生は、
元タイの重量挙げの選手だったかなりパワフルなアチャンです。
マッサージもすごくパワフル
もちろん、熟練した技術を持っているので、
危険はないのですが、
それでも全力で押されると、疲労がたまっているところはかなり痛い
初心者は受け手が痛がるようなところに力を入れて揉むことは怖くてできないのですが、
技のあるアチャンは容赦がありません。
マッサージが終われば凝りやら何やら楽になるのですが、
やはり痛いものは痛いので・・・・
「サバーイ(痛い)!! サバーイ!! 」
と、絶叫しながらのマッサージになることも・・・・・。
少しずつでもタイ語を覚えて、
使えるタイ語は使っていきたいと思っていたこの時期、
サバーイは比較的初期に覚えたタイ語の一つでした
・・・・が、
ここで、重大事実が発覚
初期の頃は、教えてもらったタイ語などの中から、
生活の中で使えそうなものをメモして単語を覚えることから初めていたのです。
そのメモを見ていたら、なんと・・・・
「サバーイ」 の意味は、 「痛い」 ではなく、「気持ちいい」でした
とんだ覚え間違い・・・・。
ローン(暑い) ー ナーオ(寒い)
ナック(強い) ー バオ(弱い)
ペーン(高い) ー トゥーク(安い)
ジェップ(痛い) ー サバーイ(気持ちいい)
など、一つ言葉を覚えたら対になる言葉も教えてもらって覚えていたのですが、
逆になってた・・・・。
痛いところを押されて、
苦悶の表情を浮かべながら、
「気持ちいい!! 気持ちいい!!」
っと絶叫していた私・・・・
アチャンの目にはどんな変態に写っていたことでしょう・・・・
あぁ、外国語を覚えるって難しい。
さて・・・次はいよいよ中級のテストです。
この前の話しを知らないさ・・・・
っという方は、よろしければこちらをどうぞ。
つ目次
---------キリトリ----------------------
さて、一人きりではじまった今週の中級ですが、
週の中盤からはタイフットコースを受講する生徒さんがやってきたり、
マダムMさんとの出会いがあったり、
他にも航空会社で働いていてタイ人の彼氏がいるという、
日本で暮らしている韓国人の女性と出会ったり、
学校にいると様々な出会いがあるものです
韓国人の女性は以前に1つだけコースを受講したことがあるそうで、
タイに来たついでに学校に遊びに来たということで、
練習のお相手をしてもらいました。
色々な人と交流がもてるのもプッサパーで勉強をする魅力の一つだったように思います。
国籍も、マッサージを勉強しようと思った動機も、
年齢も性別もバラバラの人が集まって一つのことを勉強するというのは、
非常に面白い体験です
さて、そんな中級も気づけばテストが目前に迫っております
タイ式マッサージを学びはじめて、2週目・・・・
上達具合はどうなのかというと・・・・。
はじめの一週間は形を覚えることが精一杯で、
タイ式マッサージのなんたるかを感じることは、
正直全然できていなかったと思うのです。
それが中級になり、
基礎コースで習ったことに肉付けをしていくような一週間を過ごしたことで、
センに対する理解や、タイ式マッサージらしさということを、
意識してマッサージをするようになったのではないかと・・・。
あくまで意識できるようになっただけです
できてはいません。
まだまだこれでいいのかという迷いはありますし、
自信をもってマッサージができる段階ではありませんが、
どんなことに気をつけて、どんなことができるようになればいいのかという全体像が、
なんとなく見えてきた段階だったのではないかと思います。
そのため、中級の間に私が課題にしていたことが、
「ニン」そして基礎のテストの時にウッド先生に指摘された「チャンワ」でした
まず、「ニン」とはタイ式マッサージで非常に大切な、
簡単に言うと「止まる」ということです。
圧力がセンに達したところで離すのではなく、
そこでじっと止まっている時間を作ることが大切なのですが、
手順に気をとられていたりすると、ついついこのニンが疎かになります
また、「チャンワ」は簡単にいえばリズムのことで、
一定のリズムでマッサージを行うこともタイ式マッサージでは大切なことなのです。
押すときと離す時に同じ時間をかけなくてはならないのですが、
これが初心者にはなかなか難い・・・。
グーっと押してパっと離すという雑なマッサージになってしまいやすいのです。
集中力が途切れるとマッサージはどんどん早くなってしまいます
ニン、チャンワ・・・どうしたらこの二つを疎かにせずにマッサージできるかを考えた結果、
私が編み出した方法が『呼吸法』です
息を吸って、吐きながら押し、
そして息を吐ききるまではニン・・・・
そこから息をゆっくり吸いながらゆっくり離していく・・・・。
これなら呼吸をしている限りはリズムは乱れませんし、
ニンを疎かにすることもありません。
我ながら名案っと思って中級の間はずっとこれを実践していました。
・・・・が、
この試み・・・・今はもうやっていません。
むしろ、中級の間だけの試みで、
名案だと思ったこの方法はその後試されることはありませんでした。
名案なのになぜ??
・・・・かというと、
うるさいのです
お客様がせっかくゆっくりしている上で、
マッサージ師がスーハースーハー言っているのは、
非常に鬱陶しい・・・・。そして不愉快・・・・
結構初歩的な欠点にその後気がつきました。
そんなわけで実践的にいかされることはありませんでしたが、
この呼吸法によるマッサージを練習したおかげで、
リズムを意識するコツはつかめたような気がしますのでよしとします
あと、問題なのは筆記試験のこと・・・。
この週はタイやタイ式マッサージについての歴史なども学んだ週ですので、
色々と覚えることがある。
しかも、教典の名前やらはタイ語で覚えなくてはならず・・・。
「タムラウェーチャサーチャバブルアング」←本の名前
なんていうのを覚えるわけです。
ひぃぃ
しかも、先にも書いたイッタ、ピンカラ、カラタリ、スマナ・・・・のセンプラターン地獄も・・・
あひぃぃ
なかなかボリュームがある中級の試験勉強であります。
センプラターンは、センプラターンの歌というのがあって、
名前だけでなく意味も一緒に覚えられる歌があるのですが、
この時にはその存在は知りませんでしたから、
ひたすら呪文のように唱えて覚えたものです
外国語を覚えるというのは、本当に難しい・・・・・。
あ、そういえば中級の間に、
もう一つ外国語を覚える難しさを感じたエピソードが・・・・。
マッサージの実技の練習をする時には、
かならず、一度アチャン(先生)がお手本をやって、
それから練習がはじまります。
そんなお手本の時や、
それ以外にもアチャンのマッサージを受ける機会というのは、
色々あるのですが・・・・。
先生に押されてみるというのは非常に勉強にもなる貴重な機会なのです。
ところが、今教わっているアチャン・ウッド先生は、
元タイの重量挙げの選手だったかなりパワフルなアチャンです。
マッサージもすごくパワフル
もちろん、熟練した技術を持っているので、
危険はないのですが、
それでも全力で押されると、疲労がたまっているところはかなり痛い
初心者は受け手が痛がるようなところに力を入れて揉むことは怖くてできないのですが、
技のあるアチャンは容赦がありません。
マッサージが終われば凝りやら何やら楽になるのですが、
やはり痛いものは痛いので・・・・
「サバーイ(痛い)!! サバーイ!! 」
と、絶叫しながらのマッサージになることも・・・・・。
少しずつでもタイ語を覚えて、
使えるタイ語は使っていきたいと思っていたこの時期、
サバーイは比較的初期に覚えたタイ語の一つでした
・・・・が、
ここで、重大事実が発覚
初期の頃は、教えてもらったタイ語などの中から、
生活の中で使えそうなものをメモして単語を覚えることから初めていたのです。
そのメモを見ていたら、なんと・・・・
「サバーイ」 の意味は、 「痛い」 ではなく、「気持ちいい」でした
とんだ覚え間違い・・・・。
ローン(暑い) ー ナーオ(寒い)
ナック(強い) ー バオ(弱い)
ペーン(高い) ー トゥーク(安い)
ジェップ(痛い) ー サバーイ(気持ちいい)
など、一つ言葉を覚えたら対になる言葉も教えてもらって覚えていたのですが、
逆になってた・・・・。
痛いところを押されて、
苦悶の表情を浮かべながら、
「気持ちいい!! 気持ちいい!!」
っと絶叫していた私・・・・
アチャンの目にはどんな変態に写っていたことでしょう・・・・
あぁ、外国語を覚えるって難しい。
さて・・・次はいよいよ中級のテストです。