こんにちは、はるとです。


博多座の花組「マジシャンの憂鬱」をデイトレおじさんと観てきました(笑)


例の事件の直後でデイトレおじさんと男2人でしかも通路席…


それでも花組の生徒さん達は男性にも分け隔てなくハイタッチをくれました。


ありがとうございます!



「マジシャンの憂鬱」は月組の17年前の本公演の再演。


月組ファンの私には想い出の作品。


当時の男役はトップが瀬奈じゅんと2番手霧矢大夢で今回の永久輝せあと聖乃あすかが十分に面白く演じてました。


娘役は彩乃かなみ→星空美咲、城咲あい→美羽愛。


ボティガードのヴェロニカの固いイメージは多分彩乃かなみに対する正塚先生のあて書きてなのであんなハッキリしない性格なんだと思います。


それを星空美咲が名演。


特に高音を難なくだす歌のウマさは必見。


美羽愛の記憶喪失も「舞姫」を超えてましたが皇太子妃にしてはちょっとカワイ過ぎる感じでした(笑)


当時の月組のことが懐かしく思い出されるのと、花組の再演がさらに良すぎて感動です。



ちなみに出演していた当時の月組の娘役の状況は…


彩乃かなみ 

このあと「ME AND MY GIRL」のサリーをやって単独退団。


城咲あい

彩乃かなみのあとを受けてトップ娘役になると思っていたら、なんと瀬奈じゅんの「相手役を置かない」宣言…


夢咲ねね

「マジシャンの憂鬱」では新人公演ヒロイン。

その後星組へ。


蘭乃はな

「マジシャンの憂鬱」ではまだ護衛役。

その後花組へ。


全員バラバラになってしまいます…(涙)



そして霧矢大夢が誰も相手役の候補がいなくて星組から落下傘してきた蒼乃夕妃と組み、そのあと愛希れいかが男役から娘役に転向して月組娘役が復活。


そこから月組娘役全盛期がまた始まるのですが、この作品がちょうどその前の月組の路線娘役達が全員出てる頃の作品です。


彩乃かなみも、城咲あいも、夢咲ねねも、蘭乃はなも、このあとの自分に待つ運命をある程度は知っていたのでしょうかね。


花組の「マジシャンの憂鬱」を観て、ついつい昔語りをしたくなりました。


ではまた劇場でお会いしましょう。