昨日、多くのHPVワクチン接種後に体調を崩し苦しんでいる患者を多く診察、治療、研究をしているHANS医師グループが厚生労働省で記者会見を行った。


私はその会見場に同席し、改めて感じたことがある。


撤回された論文は、HPVワクチンとの因果関係を立証するためと言うよりは、『HPVワクチン接種後の病態解明のための論文』であって、被害を訴えている患者の病態と同じ状態が起こるかどうかの『実験研究論文』だという事。


HPVワクチンとの因果関係を立証することはとても難しく時間がかかるだろうと思われる。


しかし、今現在、多くの女子、女性が苦しんでいる。病巣を探り治療へと結びつけることを目的とし、HPVワクチン接種後の症状に苦しんでいる方々の症状は、心の問題、機能性身体症状ではなく、『脳に障害』が起こっていると言うことを多くの方に知っていただいて治療へと結びつけてほしい。


そんな思いがつまった論文であると言うこと。

HANSグループの先生方の心は患者にあり、今苦しんでいる人々に寄り添い、何が一番に求められているのか?医師として何をするべきかを考えた上での論文である。


『因果関係が解明しないと治療はできない。』
『因果関係が解明していないから、副反応ではなく心の問題だ❗』
と騒ぎまくるだけ騒ぎまくり、実際に診察、治療、研究している医師や被害を訴える人々に、誹謗中傷の言葉を浴びせる自称医師と一部のメディア。


どちらが人としてあるべき姿だろうか?