JR北海道が黒字決算という報道があった | 元高校教員のブログ

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定年退職から5年が終わりました。この間1年10ヶ月以外は自由人として旅人生活や地方でのに二拠点生活をしています。

先日ネットを見ていたら、JR北海道の純損益が100億円の黒字だという報道があった。

昨年北海道へは3回ほど出かけた。

当然JR利用が基本であるが、自分が行っていた時期が収益に含まれているのはよかった。

夫婦も一度行ったので、4人分になった。

 

6月には2回行ったので、季節的によい時期であった。

夫婦では、エスコンフィールドや富良野、美瑛に行った。

ついでに乗り鉄旅行を組み入れ、キハ40乗車はもちろんだが、廃線になった留萠にも行って来た。

 

今年は40が最後になるから函館方面にも行こうと思案中だ。

3月には多くの40が消える。

大量に解体されるのだろう。

そう思うと、また行こうかなという気持ちも湧いてくる。

 

黒字化はうれしいニュースであるが、冬の除雪作業を見るだけでも経営環境の厳しさは理解できる。

短い期間での移動が北海道旅行の基本であるため、始発列車によく乗る。

そこで気づくのは除雪が既にされている。

こういう作業は大変だ。

 

石北本線や宗谷本線の冬は厳しい。

廃線を検討されている路線ではあるが、維持する方策も重要である。

この問題はJR北海道の力だけでは無理である。

廃線にしてバス転換しても、ますます悪化してバスも廃止となったところが多数ある。

 

実際廃線となってバスで行こうとすると、接続が厳しい。

例をあげれば、紋別から浜頓別、稚内方面へは公共交通(バス)だけでは1日で移動できない。

旅行者自体がいないところでもある。

オホーツク海側はもともと鉄道が全通していたわけではない。

 

道東や道北は人口も少なく、冬の寒さは厳しい。

大きな産業を誘致するのも難しい。

人口減少という国全体が抱える大きな問題がある一方で、ライフラインとしての主要路線の維持は大切である。

 

私は二拠点生活をしているので、地方で生活するのは冬場が厳しい。

北海道はなおさらだ。

過疎化を実感する地域でもある。

 

ここでの話題は北海道が多い。

ガイドブックに書かれていないことを書くこともだ。

 

JR北海道の黒字化はうれしいニュースであった。

暗い話題が多い世の中だが、引き続きの黒字化を願う。