先日ネットを見ていたら、JR北海道の純損益が100億円の黒字だという報道があった。
昨年北海道へは3回ほど出かけた。
当然JR利用が基本であるが、自分が行っていた時期が収益に含まれているのはよかった。
夫婦も一度行ったので、4人分になった。
6月には2回行ったので、季節的によい時期であった。
夫婦では、エスコンフィールドや富良野、美瑛に行った。
ついでに乗り鉄旅行を組み入れ、キハ40乗車はもちろんだが、廃線になった留萠にも行って来た。
今年は40が最後になるから函館方面にも行こうと思案中だ。
3月には多くの40が消える。
大量に解体されるのだろう。
そう思うと、また行こうかなという気持ちも湧いてくる。
黒字化はうれしいニュースであるが、冬の除雪作業を見るだけでも経営環境の厳しさは理解できる。
短い期間での移動が北海道旅行の基本であるため、始発列車によく乗る。
そこで気づくのは除雪が既にされている。
こういう作業は大変だ。
石北本線や宗谷本線の冬は厳しい。
廃線を検討されている路線ではあるが、維持する方策も重要である。
この問題はJR北海道の力だけでは無理である。
廃線にしてバス転換しても、ますます悪化してバスも廃止となったところが多数ある。
実際廃線となってバスで行こうとすると、接続が厳しい。
例をあげれば、紋別から浜頓別、稚内方面へは公共交通(バス)だけでは1日で移動できない。
旅行者自体がいないところでもある。
オホーツク海側はもともと鉄道が全通していたわけではない。
道東や道北は人口も少なく、冬の寒さは厳しい。
大きな産業を誘致するのも難しい。
人口減少という国全体が抱える大きな問題がある一方で、ライフラインとしての主要路線の維持は大切である。
私は二拠点生活をしているので、地方で生活するのは冬場が厳しい。
北海道はなおさらだ。
過疎化を実感する地域でもある。
ここでの話題は北海道が多い。
ガイドブックに書かれていないことを書くこともだ。
JR北海道の黒字化はうれしいニュースであった。
暗い話題が多い世の中だが、引き続きの黒字化を願う。