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今年は3月5日が24節気の啓蟄だそうで、
冬眠していた虫がはい出してくる頃になりました。

わが天然醸造蔵の微生物たちは
まだ深い眠りを楽しんでいるようですが、
工場のほうは仕込み作業でにぎやかです。

小麦を割砕する音、
麹に湿った風を送るためのポンプの音、
麹を蔵に輸送する音、
慣れればBGMのようなものです。

当社の蔵で1年間圧搾の担当として働いたT君は退職後、
本業の絵描きの仕事に復帰していたのですが、
このほど50号のでっかいキャバスに櫂入れの様子を描いて
届けてくれました。

もろみとタンクの色合いがよく出て、
伝統醸造の雰囲気が醸し出されています。
さっそく入口の階段を上りきった壁に掛けました。

 


絵画といえば忘れられないのが貝原浩さん。
ご縁があって当社の贈答パッケージを作っていただきました。

知り合ってから5年後、2005年に
57歳の若さでがんのためにお亡くなりになりました。

貝原さんを慕う人たちが、ホームページを立ち上げ
「貝原浩の仕事」を紹介しておられます。

貝原さんが力を入れられたのが
チェルノブイリ原発事故で被災した村々。
ベラルーシにたびたび足を運びスケッチを残しました。

私の手元にも
ロシアの農夫、ロシアの少女などの葉書画があります。

         
      
・・・・次代がまだあると考えるなら

      原発の起こした惨事が決して他人事でなく、

       まさしく日常に隣り合わせにひそむ

            私たち共通の悲劇です。

   
貝原浩『風しものむらチェルノブイリ・スケッチ』より


貝原さんが生きていたら「フクシマ」をどう捉えどんな行動を行っていたか。
2年目の3.11が過ぎてこんな思いを強くしています。(耕)(2013年3月21日)

 

 

 

 

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