こんばんは!

暇人です。

今日はあいにくの天気でしたが…

夕方になると、晴れてきて

青空が広がりました…

 
この時期は…
外に出掛けるのが、楽しみです。
まだ、山は赤みは少ないですが…
そのうち美しい紅葉が見えるでしょう…
冬に入るまでのこの時期を、しっかりと
楽しみたいと思います。
 

 

さて!

今日も善行さんのお話をいたしましょうか?

この話は、読み切りです。

秋の夜長を、暇潰しに読んで頂けると

本望です…

 

さて!

今夜の善行さんは?

 

 

 

救急車乗ったことある?

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       ある日の善行さん    21
 
  今日も、いつものように閉店準備をしていると…いつの間にか、中庭に猫の鳴き声が聞こえてきます。
「ボスか?
 いつの間にか、もうこんな時間か?」
 
最近は…日が落ちるのが、早い…と善行は
思います。
そういえば、朝布団から出るのも辛い…
そんな季節です。
朝の散歩も、まだ日の出前…
真っ暗な中、外に出るのも億劫ですが…
最近は、朝の清清しい空気を、胸一杯に吸い込んで、
よし!
今日もガンバるぞ、という気持ちになるのです。
 
「そういえば…最近、ミツキちゃんを見ないなぁ」
夏場は、毎日のようにやってきて…
ボスやミツキちゃんの可愛がるシロと
一緒に、朝御飯を食べるのが、習慣でした…
ミツキちゃんが来なくなってから…どうしてなのか、シロもやって来ない…
なぜでしょうね?
わかるのかなぁ~
などと思う善行です。
 
「ゼンコーさん、最近、ミツキちゃんは
どうしてる?」
そう言ってくるのは、善行と同じように
ミツキちゃんのことを可愛がっている、
肉屋のオバサンです。
「えっ、そう思うか?
 ボクも、気になってるとこなんだ…」
 眉毛をひそめて、善行はオバサンの顔を見ます。
オバサンは…子供たちへの、いつもの
差し入れのおかずの入っていた、
空になったタッパーを手に取ると…
眉間にシワを寄せて、思案顔です。
善行は、思い当たる節があります。
オバサンも、同じ気持ちのようで…
「ゼンコーさん、まさか!」
「うん…ボクも、気になってた!」
二人は、嫌な予感で、顔を見合わせました…
 
  たまたま巡回中のお巡りさんを、つかまえて…
「かまわん!大家さんに言ってくれ!」
事情がわからないお巡りさんも、
オバサンと善行に、挟まれるようにして、困り顔。
「いいから、早くして!
  もしも手遅れになったら、どうしてくれるんだ?」
「そうだよ!この、税金ドロボー!」
オバサンのものすごい剣幕に、気圧されて…及び腰のおまわりさん、大家さんを
連れてきて…ついに、ミツキちゃんの
アパートに踏み込みました。
 
このあとの顛末は…こまおとしのように、
目まぐるしく起きて…
善行が救急車を呼んで、
オバサンは、警察に事情を話して、
母親の連絡先を探して…
小さなアパートには、たくさんの人が出入りして、とんでもない大騒ぎとなりました…
 
「よかったな」
 ミツキちゃんの病室を出た後に、善行は
オバサンに話しかけます。
オバサンは、先程から情緒不安定で…
怒ったり、泣いたり大騒ぎです。
 
隣に住む大学生の女の子によると、
ミツキちゃんのお母さんは、また
いつの間にか、フラッと出かけてしまい…
ここ数日、帰ってきてないそうです。
ミツキちゃんはその間…
「お出かけしたらダメよ」
の言葉に素直に従って…
ずっとお母さんが帰ってくるのを、
待っていたのです。
善行が、のぞいた時には、部屋の中は、
あれ放題で…
冷蔵庫はからっぽ。
最後は、しなびた大根さえも、かじって
いた…という。
ミツキちゃんは、泣き声をたてる元気もなく、畳の上に、お人形のように
転がって…
糞尿を垂れ流しの、悲惨な状況だったのです…
 
そこで、善行はついに、ある決断をするのですが…
その話は、また別の機会にいたしましょう…
 
 
それでも、ミツキちゃんは、お母さんのことを待ちわびて…
最初に言った言葉は、
「おかあさんは?」
だったのです…
 
 
 
すっかり遅くなりました。
このお話は、あくまでもフィクションです。
 
少し暗くなりました。
ごめんなさいタラー
 
 
いつもありがとうございます!
 
よろしければ、 またお付き合いのほど、
よろしくお願いいたします…
 
 
 
 
 
 

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