さて、どうしようか?

子供たちは早速、作戦会議です。

ジャングルジムの下に陣取って、子供たちは額を突き合わせて、考えます。

いかにして、メアリーさんから秘密の庭への行き方を聞き出すか…です。

問題は山積み。

そもそも、メアリーさんの家を知りません。

大人たちの目をごまかして…

しかも安全に、確実に、目的地に行かなければなりません…

「だけど…どうするの?」

タカシくんが心配そうに聞くと、

カイくんは、ジャングルジムのてっぺんに座り込んで、腕組みし、

先ほどから、目をつむっているのです。

 

「危ないよ!」

ケンタが言うと、ジャングルジムの下から見上げます。

「大丈夫!寝てないよ」

カイくんはおもむろに、腕をほどきます。

上から見下ろすと、立ち上がって見せます。

同じように下から見上げる、タカシくん。

「子供だけで、帰ったらダメなんだよ。

 御迎えを待たなくちゃ!」

そう言うと、カイくんはう~んとうなって

「だから、こうして考えてるんじゃないか」

言い返します。

「寝てるだけかと思った!」

「ボクは、何にも考えてないと思った!」

口々に、ケンタとタカシくんが言うと…

「うるさいなぁ」

カイくんは、大きく目をむきました。

 

 

 

 

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