男は少しめんどくさそうな顔をして、

「何か他に、目的が「あるわけじゃあ、ないんだな?」

裕太の目をジッと見つめて、しつこく食い下がってきた。

そこは、裕太はサラリ…と

「他に目的ってなに?」

キョトンとした顔をして見せると…

さすがの男も黙り込んだ。

男はジィッと、塔の上の方をのぞいている。

何か見えるのだろうか…

そそくさと移動しようとするけれど…

その様子を見て、裕太は純粋に興味を惹かれて

「この中には、一体、何があるの?」

思い切って聞いてみた。

 

『何があるの?』と聞かれて、男は少し

困った顏をする。

その表情が、この男の性格が透けて見えるようで、

決して極悪人ではなさそうだ。

安心して、裕太も一緒になって、らせん階段を見上げた。

 

 

 

 

 

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