「考えてみるとだな…あの口ぶりだと、人形か何か、置いてるっという

感じだったよな?」

幸次郎が、みんなの顏を見ながら言うと…

やっぱりそうかぁ~と、善行もうなづきます。

「たぶんそうだよな」

満足そうに、幸次郎がうなづくと…

「だけどまぁ、ここであまり騒がない方がいいな」

至極真面目な顔をしました。

「どうして?」

のんきな顔で、よっちゃんが聞くと、

「だって、あれだろ?」

克也が、口をはさみます。

「確実に、人形と特定されたわけじゃない」

「でも、あの反応は、そうだろ?」

「決めつけはよくない」

ピシャリと善行は、言いました。

オヤジたちにとっては、うまくいけば、今頓挫している、人形の

片割れの捜索に、一歩近付くのですが・・

手元の材料は、まだ少ない。

正しい答えを得るには、手札の数を、増やさないといけません。

本当に、あの老女が、関わっているかどうか。

老女と、人形のおばあさんとの関連性はどうか…

「でも…もしホントにあったとして、あのおばあさんのものとは、

限らんぞ~」

慎重かつ冷静に、仲間たちの顔に、目を向けます。

なぜなら、まったくの見当違い、ということもありますからね。

まるで、哲学者のように、思慮深い顔を、善行たちに

向けました。

「それもそうだなぁ」

善行はうなづきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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