ケンタもなんだかワクワクとした瞳をします。

「そうそう!オープンカーみたいで、かっこいい!」

嬉しそうに言うと、オジサンは目を丸くして、

「ボク・・・オープンカー、知ってるの?」と言い、

「そんな、シャレタもんじゃないけどね」と笑います。

「男の子だねぇ」

メアリーさんと、目を合わせました。

タカシくんが恥ずかしそうにうなづくと、

「ボク・・・ミニカー集めるの、好きなんだぁ」

顔を赤くして言いました。

照れたように言うタカシくんを見て、ケンタは自慢気に

「タカシくん、すごいんだ~

 おやくそく守ると、お母さんがミニカーを買ってくれるん

だって!」と我が事のように言うと・・・

タカシくんは恥ずかしそうに、ケンタの腕を引っ張り、

「ガチャガチャのだよ~」と言うので、

ちょっと気分を害したのか、

「どっちだって、いいじゃないかぁ」

カイくんは幾分低い声で言いました。

さらにムスッとした顔のままで、

「いいから乗せてよ」

短く言うと、オジサンを見上げました。

困った顏のオジサンは、シラガまじりの頭をかいて、

「ま、ちょっとくらい、いいかぁ」

根負けしたような顔をして、メアリーさんを見ました。

 

 

 

にほんブログ村 小説ブログ ノンジャンル小説へ
にほんブログ村
人気ブログランキング