じいちゃんの地図を見ると・・・«神の島»と書かれていて、その島は

無人島だ、とも書いてあった。

今見える小さな島は、誰も住んでいない島なのか・・・

そう思うと、裕太はなんだか、ワクワクしてきた。

こういうのは、冒険ものの、ド定番だ。

秘密の島には、秘密が隠されていて・・・と思うだけで、

少年の心をくすぐるものだ。

しかも、この海には、こういった小さな名もなき島が、無数に点在

しているというのだ。

無人島もまた、他にもある、ということになる・・・

これは、探検のしがいがありそうだ。

裕太は思わず、ほくそ笑む。

「じいちゃんにまた、聞いてみよう」

そうつぶやくと、なんだか愉快になってきた。

 

少し休憩したら、すっかり元気を取り戻し、また前向きな気持ちになってくる。

「よし」

気合いを入れるために、すっくと立ち上がると、軽くほっぺたを、たたいて、

水筒の蓋をキチンと閉める。

海を横目に見ながら歩いて行くと・・・再び林の中に入るところで、

何か小さなものが見えてきた・・・

それが、なんだろう、と、はやる気持ちを抑えて、ズンズン近付いて行った。

 

 

 

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