「ボクは・・・肉屋のオバサンを、呼んでくるわ」

即座に動いたのは、珍しいことに、よっちゃんでした。

いつもは、フラフラしているばかりのよっちゃんなのですが、

やはりミツキちゃんのこととなると、かわいいのか・・・

思いのほか、身軽に動いてくれます。

一瞬、虚をつかれた善行でしたが、あわてて気を取り直し、

「おう、頼む」

と言うと、カメさんの方を振り向きました。

カメさんはニヤッと笑うと、親指をグイッと突き出します。

見守る克也も、幸次郎も、苦笑いです。

そんなことには無頓着で、気付かずに、よっちゃんはサッと

立ち上がると、ドアの向こう側に、飛び出して行きました。

 

「珍しいな、アイツ」

「ワレワレも、負けては、いられませんな」

「じゃあ、、作戦会議といきましょうか」

なぜか盛り上がりをみせる、シニアオヤジーズの面々でした。

オバサンが、よっちゃんに連れられて現れると・・・

「話はきいたょ」

と、眉間にしわをよせます。」

善行は、幸次郎と目をあわせると、

「で、どうするつもりなんだい?」

と、聞きました。

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