「本来は、酒屋のオヤジだが、しょっちゅうこうして、サボリに来てるんだ」

と、善行が、よっちゃんをこずくと、

「失礼な~、ゼンコーさんの様子を、見に来てるだけなのにぃ~」

と、よっちゃんが、情けない声を出しました。

それに関しては、反論をしようがなかったので、善行は、

スルーを決め込みました。

なぜなら・・・こっ恥ずかしくて、何も言えなくなるからです。

よっちゃんは、好意的な目で見つめました。

もっとも・・・よっちゃんは、誰に対しても、そうなのですが・・・

 

「それで君は・・・ここで何をするつもりなんだい?」

よっちゃんは、トシオに直接声をかけました。

トシオは、善行たちより、少し離れたところに立っていたのですが、

先ほどから、ずっと善行たちのやり取りを、楽しそうに

聞いていました。

それが、いきなり自分に振ってきたので、少し驚いた顔に

なりました。

善行は振り向いて、

どうした?自分で話せ・・・とばかりに、トシオの方を見ます。

トシオは、少し風変わりな男を見ると

『子供の頃からの、夢だったんです」と言いました。

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