すると裕太が、「うへぇ~」と大げさに目をむいて、「先生も宿題、出るの?」と聞くと、

「時々」と言って、笑う。

すると颯太が、「なんだ」といって、

「大人になったら、なーんもないと、思ったのに・・・」と言うから、岸本先生が、

「ぉとなだって、宿題もあれば、テストもたまにあるんだよ」というと、

「ま、人にもよるけどね」と、」付け加えた。

そうするとますます裕太が「えぇ~」と言い

「なら、おとなになんか、ならなくてもいいな」

と言ったので「バカだなぁ」と、颯太は苦笑した。

 

  ケンタ君の母さんに、呼ばれている・・・と、

子供たちは、安心したような顔をして、帰って行った。岸本先生は、あらためて、先ほど校長先生に言われた書類を作成するために、ひとまず

お湯をわかした。

どうにか書き終え、首尾よく校長室へ出しに行った時には、すっかり辺りは、夕暮れをむかえていました。静かになった廊下を、岸本先生は、

一人歩いていた。

その時「聞いたぞ」と、背後から、声がした。

 

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