大劇場月組の千秋楽、東京宝塚劇場花組千秋楽の温かな余韻が残っています。
れいこちゃん、改めてうみちゃんに信頼を置いていたんだなーと公式での会見を見てて思いました。
まどかちゃんの花組に来てからの安心したような笑顔と見守るれいちゃんの眼差しに何度も癒されていました。
そういえばみりおんちゃんがまー様とコンビになった王家に捧げる歌の時も穏やかな表情に変わっていたのを思い出した。
以前うみちゃんが休演となった時に、相手役、みちるちゃんやじゅりちゃんを観たいと言う声も多く
上がっていましたが、れいこちゃんがこのコンビを大切にされていたのがここにきてわかったような気がします。
このコンビで1番似合っていたと思うのが、ラスパ。大人の雰囲気やエキセントリックなうみちゃん演じる女性像が嫌味なくぴったりはまっていました。よかったと思える作品を持って退団されるのが何より
そしてこれからの生徒さんたちの舞台も、また新しい世代やカラーになっていくんでしょうが、今までの佳作も受け継いでほしいと110年という今になって思うようになってきました。
作品全体でなくても、ショーの名場面でみてみたいものもあります。
今、渇望に近いのが
マイティのセントルイスブルース(風共のフィナーレ) それなら、アシュレやらんとね。
タカスペとかで是非観たかったれいまどの「コーイヌール」(星組のジーザシディアマンテ)
ことなこで同じく星組の「ダンスに恋した女の子」(ブギウギフォーリーズ)
さきちゃんはスカイハイスカイの星になったカモメの話
最近での名場面だと思っているエキサイターのチェンジボックス
エキサイターは花組特許だと思っていましたが、あーさちゃんかずんちゃんでも観てみたい。
最近昔の作品の映像をみたり、聞いたりばかりになってきているので、余計思うのかも。
舞台は永遠ではないし、生徒さん達も限られた時間の中でやれることも限られ、ただ伝統というものを積み重ねてきたそれを、受け継いでいくこと、時代に合わせて蘇らせていくことも先に繋がるものではないのかと思います。
自分たちの時代やその慣習に固執することなく、世の中の変化に対応しながら受け継ぐべきものは受け継ぎ、変えていくものは柔軟に変えていく、その取捨選択がこれからを左右するのではないかと思います。