5月10日(金)晴。
QEⅡは佐世保に寄港、
そして一晩停泊します。
(11日朝6時に出航)
通常夕方5時くらいには
帰船しなくてはいけませんが、
停泊だと制約がないので
夜のハウステンボスを
見たいと思いましたが、
朝から夜まで観光するほど
体力が無い高齢者夫婦
そこで長崎観光の強い味方、
個人観光タクシーの
本村さんにお願いして、
丸っと一日、タクシーで
観光することにしました
コースは、大雑把に
行きたい所だけ決め、
後はぜ~んぶお任せ
さてQEⅡは韓国から
帰国したので、佐世保では
入国審査があります。
7時にロビーに下りて
審査の為の下船案内を
待ちました。
7:30分。
案内が出たので
ターミナルへ行き、
あっという間に審査完了。
船に戻り朝食を取りました。
「食事の後で」と頼んでも
いつも先に来る
ヨーグルトと
フルーツコンポート
いつもの「弁当」
しっかり腹拵えをして、
いざ、平戸~有田・
伊万里観光へ出発です
港で軍艦を見て、
佐世保に来たな~と実感
どこかでお土産を
買いたいとお願いしたら、
先に済ませましょうと
道の駅へ案内されました。
お定まりの「顔ハメ看板」が
ありましたが、この日は
本村さんがいるので、
顔を入れずに記念撮影
いよいよ観光の始まりです。
向かうは人生初の平戸。
只今、平戸大橋通過中です
撮影スポットから、
今通ってきた橋をパチリ
皇室と縁の深い平戸。
明治天皇の母・慶子の母である
中山愛子像の前に立つ
本村さんとおとさん
次は平戸城(別名:亀岡城)を
観光しました
平戸藩ゆかりの武具などが
展示されています
平戸の知識クイズコーナー。
本村さんとタッグを組んで
全問正解しました
展望室から見た平戸湾。
天気が良くて最高です
槇の大木が並ぶ「槇街道」
槇って、こんなに
大きくなるんですね
次に訪れたのは
平戸ザビエル記念協会です。
大正2年「カトリック平戸教会」として
建てられ、昭和6年、現在地に移転、
建設されたゴシック様式の教会です。
外観も中も美しい教会です。
キリスト教徒でなくても
厳粛な気持ちになりますね
教会から光明寺、
瑞雲寺へ続く坂道は・・・
「寺院と教会の見える風景」として
平戸を代表する景観スポット。
お寺の屋根の上に、
教会の十字架が見えて、
絶好の撮影ポイントです。
ここで午前の観光を終え、
少し早めのランチをとるため、
本村さんお勧めの店に
向かいました。その途中
「奥さん、ここがあの
ジャ〇ネットの本店ですばい」
と、説明されたのは、
声が甲高い社長(現会長)で
有名な会社の本店です。
先代から受け継いだ
この小さなカメラ店から
全国規模の会社にしたとは。
因みにこの店でも、
カタログにある商品を
購入可能だそうです
お昼ご飯は、
本村さんお勧めの
「大徳利」というお店です。
水槽の活きひらめ達。
ゴメンね・・・
途中で本村さんが、
電話で予約を
入れて下さったので
スムーズに入店出来ました
戴いたのはコチラの
「平戸ひらめご膳・
天麩羅付き」です。
活きひらめのお刺身が
ほんのり甘くて美味でした
お皿の刺身は1人前です。
高級魚なので、東京の
一人前は、この半分も
ないと思います。
縁側も本物のコリコリ感。
いつもの回転寿司屋の
妙に脂ぎった縁側とは
別物です
他にも小鉢、茶碗蒸し、
サラダ、天麩羅、漬物、ご飯、
ひらめのアラ汁と盛り沢山。
この内容で2850円は
本当にお得です
満ち足りたお腹を
さすりながら外に出ると、
本村さんが「大徳利」の
隣の店を指して・・・
「ここが三浦按針が
住んでいた館ですばい」
と教えて下さいました
ウイリアム・アダムスこと
三浦按針が住んでいた館。
今は平戸の有名な菓子店が
店舗として使っています。
中はこんな感じ
カステラに卵黄液をつけ
沸騰した糖蜜で揚げて
ザラメをまぶした
手の込んだお菓子が
平戸名物「カスドース」です。
昔はお殿様しか食べられない
貴重なお菓子でした。
マッチ箱くらいの
小さなお菓子で、
かなり甘かったです。
賞味期間は製造後2週間。
東京では手に入り難い
珍しいお菓子なので、
ひと箱買って帰り、
家族で分けて頂きました。
感想を一口で言うと
「甘い」
カスドース1cm角で
お茶を1杯飲めそうな程
甘いです
食後向かったのは
平戸藩主・松浦(まつら)家の
邸宅で、現在は
博物館となっている
「松浦資料博物館」ですが、
長くなったので
明日に続きますね~
お帰りの際、下の写真を