夏のタクシー | 川口大輔オフィシャルブログ Powered by Ameba
2018年08月24日(金)

夏のタクシー

テーマ:告知

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本日24日の20時よりミュージック・ステーションにケミストリーが出演。僕が作編曲で参加している新曲「Heaven Only Knows」と、♪夏草が〜でお馴染みの「Point of No Return」を披露するそうです。メドレーではないとのこと。ぜひチェックして下さい。

 

 

 

 

 

そして、先日も書きましたが、22日にHYのセルフカバーベストアルバム「STORY」が発売になっています。僕も6曲ほど参加しているので、こちらもぜひチェックしてみて下さい。HYは自分たちで基本的にはアレンジも全部できるバンドなので、曲によって滞りなくなくレコーディングが進むの見守ったり、少しだけ色付けをしていたり、敢えて最初から僕が参加してみたり、曲によって参加の仕方はまちまちです。

 

Apple Musicにご加入されてる方は、僕の参加の仕方が分かりやすいところで、いちばん最後に録音した「Fortune」をぜひ聴いてみて下さい。バンドアレンジは彼ら自身が、僕はストリングスアレンジで参加。

 

 

 

 

さて、ここからの話。大して内容が無い割に無駄に長いのですが、未だに何が正解だったのかが分からないので、文章にしてみます。

 


先日、表参道で打ち合わせがあって、電車でも行けたのですが、急いでいたので出先からタクシーに。タクシーに乗った瞬間に、漂う何やら懐かしさ。あ、運転手さんの喋り方のイントネーションだ。沖縄!そう思って名札を見ると、案の定お名前が沖縄の方です。


自分の故郷でもないのに、この数年先ほど書いたHYのレコーディング等で沖縄に行く機会が多く、僕は露骨な沖縄贔屓。

 

表参道まで、と行き先とルートを告げた後に「運転手さん、沖縄の方ですか?」と伺ったところ、もの凄く小声で「……はい」とのご返答。ご年配の やや寡黙な方。それでも僕は嬉しくなってしまって話し続けます。

 

「へぇー、沖縄本島ですかー。ここ近年僕も本島に行く機会が多くて(ペラペラペラペラペラ)

……あ、運転手さん、ここ左ですよ!」

 

運「……え?……あ!!」




運転手さんは僕の話に気を取られていたのか、はたまた道をご存知なかったのか、とにかく左折すべく道を直進(異なる方向)しそうになっていて、急遽左折レーンに入ります。

 

ギリギリで左折をしたタイミングで、運悪くそこには警官が。

 

警「はいはい、運転手さん。あれはダメよー。完全に黄色の線を超えて左折しようとしたよねー」

運「…………ど、どうにかご勘弁願えないでしょうか。ちょっとだけ気付くのが遅れただけなので……」

警「いやいや、ちょっとだけって感じじゃなかったよ。直進しようとして、急に左折したでしょ。あれは危ないよー」

運「…………い、いや、お客さんを乗せてるので、ここは勘弁頂けませんか」

 


……ううううう

 

行き先もルートも伝えてあったけど、ここぞとばかりに自分の沖縄好きをクソみたいにアピールしまくって運転手さんの集中力を削いでしまった感は正直否めない……。どうすれば……。




僕「あの……おまわりさん、僕が運転手さんにマシンガンみたいに話しかけちゃってて(適切な表現)、左折のタイミングがほんのちょっとだけ遅れちゃったんですよ。僕が悪いんです。どうかここは見逃して頂けませんか」

警「いや、道路交通法でいうと、お客さんは何も悪くないんですよー。僕個人としては見逃してあげたいのですが、警官なのでそれは出来ないですね。1点減点の6000円の罰金です(キッパリ)」

 




ひー

 




という訳で、運転手さんは免許書の番号を控えられ、名前も電話番号も控えられ、僕が急いでいるという理由で、僕を送り届けた後、運転手さんは警察まで来て下さい、という流れに。

 


 

打ち合わせの待ち合わせ時間には間に合わなそうですが、そのまま表参道へ向かいます。

 

僕「……ああ、なんか、スミマセン。僕が話掛けなければ良かったですね」

運「……あ…………いや…………こちらも……」

 

 







(無言)

 







 

若者たちが薄着ではしゃぐ夏の雑踏を車の中から眺めながら言葉を探すも、一向に言葉が出て来ません。

 

運転手の沖縄のお父さん、どんな東京生活なんだろう。出稼ぎでひとり単身赴任だったりするんだろうか。このことを愚痴れるご家族は近くにいらっしゃるだろうか。タクシーの方は無違反何年かで個人タクシーの資格が得られるみたいな話もあるけど、こういう減点でも全てが帳消しになってしまうんだろうか。東京の夏は、沖縄の夏より暑い、過ごしにくい夏なんだろうな。僕は沖縄が好きだけど、このお父さんはこういうことの積み重ねで東京が嫌いになってしまわないだろうか……







いやぁああぁあぁああ(30秒くらいで異様に膨れ上がる妄想)





 

 

目的地に到着。僕は僕で考えすぎて、東京のこと嫌いにならないでくれるなら何でもする、みたいな卑屈すぎるモードに。

 

僕「……あのぉ、点数はあれですけど、せめて罰金は僕が……」

運「……い、いや、それは絶対出来ません。大丈夫です」

僕「……で、ではせめて半額を……」

運「……え、いや、でも、それは」

僕「……いや、そう仰らずに、半額……」

 


自分自身こういうことを20年くらい覚えてるタイプなので、トラウマにならない為にも運賃+3000円(罰金の半額)を置いてタクシーを降りたのですが、果たして何が正解だったんだろう……。とりあえず、道を曲がるタイミングでの寡黙な運転手さんの集中力を削ぐほどのマシンガントークは今後慎もうと思います……。

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