今回の日本リーグはダブルラウンドロビンの後半戦。

会場に着くまで今日はどこお休みかなーと思っていたけれど、僕は前半全くいなかったので働き詰め。久しぶりのブリッジなので体力保つかなと思ったけれど、意外となんとか乗り切れた。



RR8 vs 5th best 13.04VP データムほぼアベ


"Inter-stellar"


開始早々のボード。


543

94

A984

JT96


AQ76

AK72

KJ5

A2


3NT by 下、リードはH6。右からはHQ。

plan the play.






僕はハートを2巡目に勝ち、手からDJを選択。

フルハンドは以下。



SouthはDJにDQをカバーできず、ダイヤが4勝する形となる。


そしてダイヤ4発とる過程でSouthはディスカードが無くなる。実際はスペードを捨てたので、SKは勝つけれどのちスペードがエスタブリッシュして9トリック取られてしまう。ちなみにC4を捨てた時は、スペードを何とか2回出してCA、C2とやると、Northからクラブしか返すものがなくなりダミーのCJTが生きるstepping stoneぽいエンドが待っている。


終わってのち。North。


「SouthがDQをかぶせておけば1ダウンになったのに。まぁ厳しいか。」

「もしDQが被ったら、DTも同居してることにしてダックしようと思ってたよ。多分2ダウン。」


実際T2でDJを出されるとそこそこのテーブルで3NTメイクになるだろうが、これはメイクする配置が見えてなかったから試してみたくらいのことに過ぎない。


裏のテーブルでは同じサイド、同じコントラクト。HJリードをHAで上がりHを逆襲。HQに勝たれてNorthから見切り良くSJ。これは大体2ダウンコース。このプレイプラン、どう?







実はこちらの方が、方向性としては正解に近い。


よくよく見ると、HJをダックしてローハートが続いたところをHAで上がり、4巡目のハートでSouthにスローインすると本当に返すものがない。ダイヤを出すとこちらのテーブルと同じ展開、CK出したらクラブ開発からのダイヤ3勝(手からDJ)でメイク。


そして実害の少なそうなスペードを出すと貴重なエンディングが産まれる。

SQ勝ちにCA、CxでCK勝ち。スペードでエグジットしてこの形、手番はEast。



ここからDJを出してSouthがカバー、DAが勝ったらCJ。これでNorthはCQ勝って、どちらかのマイナーをWestに振り出す羽目になる。


stepping stoneはハンドからダミーへ渡るためにスローインするものだけれど、今回はダミーからダミーへ戻るようスローインしてしかも最後はハンドでも勝つのが芸術点が高い。置き石というよりは、星間飛行と言おう。


振り返って、うちのテーブルではHJT86にも関わらずスケベにH6をリードしたメガネがいたから、裏のようにH即上がりからのハートでメイクしていたようだ。実際に、HJリード(4T)は全て落ちH6リード(2T)は全部メイクしている。


最強のリードはスペード。Southへのスローイン型が成立してしまう前に、スペードウィナーを2つ作れたら、振り込んでても落ちるということである。



もう一つ。


Neither Vul. 4th seat.


僕の手は


97

KQJ975

K42

64


オークションは


3C X 3S 4H;

P P 4S ?


plan the bid.





僕は、イマイチと思いながら5Hを選択。

フルハンドは以下。



S6リード。上がって、トランプ集めて黒いスーツを出してみる。するとNorthが6=1=4=2な感じを見せてくるので、すぐにDをフィネスせずトランプを走る。SouthがDTxxをガードし続けたので5Hは2ダウン。


BridgeWinnersで久々にpollを作ってみたけど5H言う人は誰もいない。Pがダブルよりやや多そうという感じ。


いやー、ダブルは考えたけれど、パスまでは至らなかった。後々考えると結構良いコントラクトにたどり着く気がするので、結構反省。


あとは、3回ダブられたけど得失+2IMPだったり+1400があったりと何かと忙しかったくらい。次のラウンドへ。