
隣で人が殺されて。2 ~Z世代、F層、童貞
前回の続きである。
テレビを含めていろいろなメディアが取り上げていたが、この集英社の記者が突出して取材力が優れていた。
配信時間を考えると、物凄い短時間で取材が完成している。
この通りの事情を俺はもっと知っているが、周辺でこのレベルまで知っている人は本当に限られているのだ。
『よくそんな相手を短時間で見つけたなあ。それだけでなく話まで引き出して』と俺は感心していた。
さらにこの記事をショートメッセージで教えてくれたのは知り合いの新潮社の記者で、関西で別件を取材中なのに片手間で突出して内容が濃いこの記事を送ってくれたことに驚いた。
『やはりプロの記者だなあ』
そう思った俺は口元が歪んだ。
暴露系とかネットの配信者のほうが優れていると考えている人が増えている。
一、しかし、事件や政治記者として採用されるにはまずそこそこのハードルがある。
誰でもできるものではない。
二、週刊誌では基本的に1週間サイクルで動いている。
毎週毎週締め切りがある。だから、限られた時間で記事になるように取材を終わらせなければならない。スクープを出すのは契約記者がほとんどだが、それがなかなか出せないのなら翌年の契約はできない。
三、他社よりも優れていなければ評価にならない。
定職に就かないニートだのフリーターだのが、過激で下品な言葉を使いながらアクセス数のために暴露する。
そこに公共性はあるだろうか。
コロナ以降、オールドメディアに批判的な考えを俺は持っているが、彼らがオールドメディアのように信用されない理由がこの公共性にあると思う。
しかし、ネット民は暴露系を支持する。
ネット民と書いたが、ネットにはいろいろいる。
だから、その大多数であるFランク大学レベルの男女を代表してF層と俺は呼んでいる。
(かつてはB層と呼ばれていた)
なぜならば、このF層はハードルが高い記者になんかなれない。
そうなると、手が届く相手である暴露系をF層は支持する。
芸能人が整形をすると世間は批判的である。
しかし、インフルエンサーが整形や豊胸をカミングアウトするとF層は支持する。
簡単で誰でもキレイになれると彼らは思いたいようである。
ナンパに関してもF層はそう考え、ごくごくたまにそのようなヤツが塾に来る。
別に来ても良いが、勘違いは本人のためにも出会う女のためにもならない。
プロとは言いがたいブレイキングダウンは彼らの間で人気がある。
事件を起こしたのもF層だろうが、何でも簡単に手が届くと思わないでほしい。
美人の心も満たされた生活も彼らが考えているほどハードルは高くない。・・・・・
Z世代、F層、童貞、この三者はとても親密な気がする。
草加大介 公式チャンネル
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