訃報
ナンパ塾ではなく、「恋愛駆け引き、口説き塾」や「恋愛塾」の講義会場は10年ぐらい前に池袋から錦糸町に変わりました。
その会場近辺に授業を終えてから、生徒を連れてよく広島焼きのお好み焼き屋に飲みに行きました。
このブログ読者で元受講生の方はご存じの方もいるでしょう。
この店主は気が荒い漁師街の土佐高知の人でね。
20代の頃、芸能界でアイドルでデビュー後に引退した女と都内で路上ナンパで出会いました。
彼女は漁師と結婚したくないから、地元の土佐高知に戻らないと言っていました。
彼女以外にも、北海道の北見の漁師街が地元で東京在住の物凄く可愛い女が同じことをいっていました。
俺にボクシングを最初に教えてくれた先生も早稲田大学の理工学部で建築を勉強しながらも、戦後に大金が飛び交う青森の漁師街の津軽でヤクザを追い払う用心棒をやっていました。
漁師は気が荒いし、朝の6時頃に仕事を終えると、稼いだ金で酒と博打です。
幼い頃からこんな男たちを観ていた女が街を出たくなるのは当然だと思います。
旦那が午前0時や1時に仕事開始では奥さんは大変ですしね。
前述した店の店主は大の阪神ファンです。
理由が最初は解らなかったのですが、昭和の古い時代に阪神は高知県でキャンプをしていたそうです。
(今は知りませんが)
だから、高知県民に阪神ファンが多いと教えてくれました。
中卒後、一時期は大阪のひょうたん山近辺にいたそうです。
弟はプロボクサーでファイティング原田にボクシングを習っていたとのこと。
東京に上京してからはホスト一筋。
店長もやっていたそうです。
サパーでは赤ふんどし一枚で女の客の前で踊っていそうです。
ホストの店長をやっていた頃、ヤクザがよく店に来たそうです。
というのは、散財してホストに捨てられた女がヤクザに金を取り返すようにお願いするからだそうです。
そのヤクザを追い返すのも店長の仕事だったそうです。
漁師街の人だから怒鳴って追い返したのでしょう。
怒鳴られるのはヤクザだけではありません。
この店ではおとなしくしていないと、客が怒鳴られまくります。
野球の話題は阪神以外はNGです。
それでも広島焼きが余りにも美味しいから誰一人文句も言いませんでした。
なお、高知と大阪と東京しか知らない人がなぜ広島焼きをやっていかは今でも解りません。
この人が女だけ好きかと言えばそうでもなくてね。
俺が連れて行った20代の生徒も何人か狙われていました。
ゲイの男が店の手伝いをしたりしていたけれど、同性愛者の天敵のような俺は怒鳴られるだけでどちらからもまったく相手にされませんでした。
このオヤジが約1年半前に亡くなったそうです。
店をのぞき込むと、どうも誰かに店を売却したらしく、店主がいないから中には入らなかったので詳細は最近まで解りませんでした。
死因は癌です。
あの人もコロナワクチンを複数回接種していましたね。
副反応があったのでしょうか。
一部の生徒には有名な店主だったのでお知らせします。
昭和の中の昭和みたいな人情味ある男でした。
以下の28日はこの店主の追悼講義の意味も兼ねたいと思います。
近刊のプロモーション動画