グローバルスタンダードの終焉と保護主義と恋愛! VOL,3
男にとっても女もにとっても勘違い女は本当にたちが悪い。腹立たしく感じる。
この言葉には勘違いしている女自身ですらも、他の勘違いしていると思い込んでいる別の女に対して同じように思うだろう。
何にせよ、勘違い女は男よりも女の敵となりやすく、著名人の場合は攻撃の対象となる。
最近、俺は39歳とと40歳の勘違い女に別々の場所で出会ったが、どちらも現段階で彼氏がいないのに俺にこういった。「結婚は絶対に出来ると思う」
39歳の女は社交的で周囲に色々な男女がいるが、はっきり言ってブスである。
40歳の女はそれなりに美人とチヤホヤするアホな男が周囲にいるのだが、この歳で惨めにも繁盛していない水商売の店を経営している。
どちらの女も俺がナンパをして知り合ったわけではない。
拙著『「ナンパ塾」究極デートマニュアル』にこの二人の年齢の女が結婚できる確率は司法試験の合格率と比べてどうなのかが明記されている・。・・・・・・
男でもたくさんいる。
昨年の夏頃、少数の講座を中途半端に申し込んで自信を持っている生徒に対して俺は言った。「絶対に彼女なんかできない」
本人は著しく勘違いしているから、俺の言葉を受け入れない。
こういった生徒にいちいちエネルギーを注いではいけない。
ナンパ歴が25年以上で約20年もこの仕事をやっている俺の言葉が素人童貞同然のこの生徒は受け入れないのだ。
だが、当然である。本人が勘違いしているのだから何を言っても無駄である。
ほとんどの生徒は耳を傾けるのだが、こおういった生徒は1年に何人も来る。・・・・・
二人の女と一人の男を例に出したが、恋愛には本質がある。
よく言えば自由な考え、正しく言えば間違った考え、バカにしながら言えばアホな考え、そんな考えの持ち主たちは絶対に異性と関係は築けないのだ。
三人の登場人物は自分の認識が正しいと信じ込んでいる。男については指導が余りにも本人のレベルに対して中途半端で、それゆえ認識が狂っているから講師の立場として助言したが、聞く耳を持たない者に物を言ってもお互いに消耗するだけである。
「自由な考え!」ーー解りやすく言えば間違った考えなのだ。自由な思想の押しつけやその思想で世界統一する目論見は迷惑この上ない。・・・・・
なお、最近の週刊ポストではビートたけしがコラムでこう言っている。「ネットは情報ツールとしては有効だが、バカが簡単にモノを言う社会をつくってしまった。ネットはバカのための拡声器でしかない。」
たけしはそこまで言っていないが、結局ネットは自由な考えがたむろする場だからである。
たけしは最後こう言った。「大して利口じゃないヤツが一日中スマートフォンにかじりついても、時間と金を賢いヤツにむしり取られて終わるのがオチだ」
ネットで検索しても正しい考えを抱けるようになれないからだ。だが、ネットに限らず、テレビも新聞も学校の教室の中もバカのための拡声器ではないのか?
ところで、自由な考えを批判すると、その考えの持ち主は決まって激しく怒り出すから嫌になる。皆さんもそう感じたことはありませんか?・・・・・・