幼い命が奪われる事件が後を絶たない
虐待や誘拐による事件が多い
ある幼い命が奪われる
東京都目黒区のアパートで
十分な食事を与えられず
暴行を受け、肺炎にかかって死亡する
放置していた両親は
保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕される
ほぼ軟禁状態だったという
少女の懸命な手記 
まだ小学校に上がる前の少女の手記
ひらがなで必死に綴っていた
お願いの相手は自分を愛してくれる
はずの両親宛であった
「きょうよりもっともっと
あしたはできるようにするから
もうおねがい ゆるして
ゆるしてください おねがいします
……」５歳になる少女の自宅から
両親への謝罪の言葉が鉛筆で
ノートに綴られていた
彼女は容疑者の父親の実子ではなかった
実の母親がいたにはいたが
「自分の立場を悪くする」ということで
彼女を守れなかった
５歳になる彼女は
毎朝目覚まし時計で４時に起き
勉強などを強いられていたらしい
その彼女が寝ているのに腹を立て
虐待の繰り返しになり
幼い命が奪われることになる
いつも虐待する側は「しつけの一貫」
として、虐待を認めない
「暴力」が伴う「しつけ」はない
「虐待」の意味すること
“abuse ”を日本語では「虐待」と
訳しているが「虐待」という言葉は
強すぎる
英語では他に”maltreatment ”という
言葉があり「不適切な対応」と
訳されている
“abuse ”は「不適切な対応」という
意味で考えた方が良いと思う
＃Metoo などの話題が風靡しているが
ハラスメントも色々なハラスメントが
あり、何が問題か？というと
「不適切な対応（関わり）」が
焦点になると思う