昨日は三島由紀夫文学館開館20周年シンポジウムに参加いたしました。やはり、高橋睦郎先生がお話になる、生の三島由紀夫と接した上での三島論というのは本当に貴重で辛辣と思える中に正鵠な真の愛があるのだとお話を拝聴して体感しました。詩人である高橋先生ですから、三島由紀夫批評という崇高で貴重な散文詩でした。
 本物の血肉が通った批評というのはかくあるべしと私は思いました。