ロマン家は、中学受験中は大方針を立てていました。毎週の成績に一喜一憂しないよう、自らの道しるべとなる北極星があった方がいいと思ったからです。

 

サブローがSクラスに上がった頃に立てた旗は、小6の夏までは背伸びしてでも偏差値を上げていく。もし、M灘に入れたら灘レベルについていく。灘対策をすることで、学力を引き上げてもらい、小6の秋から甲陽に特化した対策(過去問など)をやっていく、という旗です。

 

そうすることで、1回成績が悪かったからといってオロオロしたり、1回成績が良かったから灘を狙えるんじゃないかと欲を出したり、ブレることなく今やるべきことに集中できると思います(何かのイベントをマイルストーンとしてあらかじめ設定しておいて、定期的な方針修正は必要です)。

親はブレずに腰を据えて、というところです。

 

あと、意外と大きな外乱がママ友からのプレッシャーです。

「うちの子は今日の灘中入試練習は合格でした」とか、「うちの子はこんなに勉強していないのに、公開で何位でした」とかLINEでマウント取ることで、精神安定を図ろうとするママ友がいます。

これにお付き合いしていると、こちらが情緒不安定になり、焦りを生みがちですが、そんなことになっては相手の思うつぼなので、そんな時は、「自分の立てた旗を思い出し、それに向かってやることをやっていくだけ」と自らに言い聞かせていました。

ママ友対策に苦戦中の方にもおススメです。外乱に惑わされないよう、頑張ってください。