旅立ちの夜に
ツアーの荷造りを一旦放棄してこれを書いています
だいたい出かける直前にばたばたする生活をもう長いことやってきてて
前もって準備とかするとかえって忘れ物増やしたりで
(その解決法としてのでかいカバンにでかいボードにでかい機材車)
一事が万事そういうガサツな人間なので
前作PURECURESUREのツアーファイナル直後の11月末くらいに今回のレコーディングの曲作りをはじめた時に予感はあった
絶対今の時期に作ってる曲は収録されないぞ
って
わはははは
いつもはレコーディング直前に欠片から一気に曲に仕上げていって
その興奮をそのまま閉じ込めるように録音するのだけど
今回はたくさん曲を作ってその中から選んでみようかなって
最初は軽い思いつき
でもダメね
作れば作るほど新しい曲の方がよくなっていくの法則
去年作った曲で生き残ったのはナイトミュージックくらいじゃないかな
utUtuも曲の原型は早かったかな
(でも歌詞は歌録りの30秒前まで書き直してた)
曲として最後に出来た水なしで一錠がまさかMVになるとはね
あはは
いい曲がそろった自信はあった
だいぶ踏み込んでいったから
今までの俺たちを愛してくれてるひとたちにどう思われるかは不安だったけど
三人には確信があった
アベカワ(猫騙)には徹底的に世話になった
らぶ
俺のギターの音は特殊なので
本気出すとちゃんと録ってくれないエンジニアは意外と多いのだけど
池田くんは俺の本気の音をあっという間に捉えてくれた
らぶ
レコーディングに爆音は必要ない
それは真実
でも俺たちは爆音で鳴らす
なぜかは秘密
その意図を完全に汲み取ったチューニングとマイキング
楽しくないわけないよ
だから機材をレコーディングの特別仕様にしなかった
いつものアンプにいつものペダル
使ったギターもいつものジャズマスターとSagoのジャズマスターと
いつものJ-45だけ
転機のアルバムなんて
偉そうにコメント出したけどさ
ギリギリ勝負をやってるバンドにとっては毎回転機のアルバムだよね
リリースしてレコ発やって
いまのところびっくりするぐらい俺たちの挑戦は好意的に受け止められてもらえてる
ほんとにびっくりだよ
ありがとう
まだ何も成し遂げてないけど
いまの時点で俺らを好意的に知ってくれてるひとがこんなにいるなんてさ
ああもう時間だ
明日からワンマンツアー
ちょっと本数少なくてごめんね
俺らの現時点の限界値
わははは
来年もツアーしようかな
あとで河崎と杉山としゃちょうに相談してみます
SPLASH
楽しんでくれてありがとう
ライブ来てね
会場で完成させましょう