埼玉県飯能市 入間川の流れ橋8。(360°写真) | 水辺の土木遺産

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水辺の土木遺産、冠水橋や流れ橋、石橋やレンガ樋門など、自転車で見て回りながら、ついでに狛犬なんかも追いかけています。

ちょいネタと360°写真と昨日書いたのですが、

ちょいネタの方が写真を見返すと1枚で終わってしまうため、両方まとめて。

 

まずはちょいネタから。

前回の橋の30m程度上流方向に移動した場所にあるのが、

 

 

トラロープで係留された流れ橋の橋板2枚。

ただ、現地では対岸にあってよく見ていなかったのですが、

よくよく見返すと、すでに橋板として使えない程度に腐食しています。

10年近く前に訪問した時に見た橋板がいまだにロープごと残っているものの、

すでに役目を終えた『入間川の流れ橋跡5』、ということになりそうです。

 

それではメインの橋に戻りまして、

360°写真は今回も橋自体がGoogle地図には未登録ですが、

現在のストリートビューでは360°写真はオブジェクトに紐づけないと投稿できないため

(360°動画はスポットに紐づけずに登録可能なようですが……)

360°写真は近くのお稲荷様に紐づけさせていただいたため、

最初に昨日と同じ地図で、場所はこちら。

 

 

入間川の左岸=北側から順に。

左上に稲荷社とか表示されているのは気にしないでください(^^;)

ほんと、なんで360°写真を自由に投稿できなくなってしまったのか……

 

 

橋台部分。

此岸の係留は、橋板の向かって右手の護岸に係留されています。

せっかくなら、係留カ所に360°カメラを突き出して撮影すればよかったと少し反省。

 

 

続いては橋の途中から。

 

 

最後に川の右岸=南側からの振り返り。

この流れ橋はかなり長い橋なのに、なぜ、3枚しか撮影されていないのか?

……というと、360°カメラに触れないように、橋板の上で回り込むには、

さすがに厳しい幅員だったためです(^^;)

 

 

というわけで、1径間目の橋板の裏側から。

 

 

続いては2径間目の橋板の裏側から南向きで。

正面の橋脚は橋脚の下流側(左側)を鋼線ワイヤーが取り廻されていますが、

振り向いていただくと、背後の橋脚には鋼線ワイヤーの取り回しが見られません。

 

理由は前回も記載した通り、

北側の1径間は北側の橋台近くに係留されていて、

2径間目、3径間目の2枚の橋板は数珠つなぎに、南側の少し上流、

上の写真で言うとギリギリで写っている辺りの樹木の幹に係留されていて、

橋板は左右両岸に分かれて流出する構造になっているためです。

 

橋板それ自体がかなり立派なものだということもあり、

3枚すべてを数珠つなぎにした場合、成人男性10人くらいは頭数をそろえないと、

橋板を戻すことができなくなってしまうため、1枚は分割したのかな? と。

 

以上になってしまうのですが、

ここの河原は広かったので、全体を見られるような横からの写真も撮ればよかったですね。

反省です。

 

この辺りで時刻は16時、もう少しだけ、上流を目指します。