昨日と同じ流れ橋跡の様子になりますが、
対岸にだけ、1径間とはいえ橋板が残った状態にある
……というのは、やはりスルーしがたいものがあります。
そろそろこの後の時間が心配な時間にはなってきましたが、
次に来た時には橋板がなくなっているかも知れません。
現在を記録するために、下流の橋から回り込みます。
場所はこちら。
橋へのアクセスは、民家の玄関前を通過して階段を下りた先……という、
少しばかり精神的にアクセスしづらい立地にあるのですが、
以前に渡ったこともあるので、気にせず通過させていただきます。
というわけで、
こちらが橋へと降りる階段になります。
かつては公共性を備えた階段だったのでしょうが、現在利用するのは家の方だけでしょう。
正面にはこの高さでも安心して渡ることのできる品質と幅を備える橋板があり、
その先は……うん、この橋脚も基部が下流に1m以上も流されていますね(^^;)
本来であれば橋板の延長線上にあるべき倒壊した橋脚と、その先の橋脚とが、
明らかに一直線上に並びません。
ともあれ、
せっかくですから、いけるところまで、渡らせていただきましょう。
橋が失われたことは残念ではありますが、
途中まででも、渡ることができたので満足です。
さて、続けて360°カメラの写真も右岸=南側の橋の袂から。
360°写真では、振り返ると階段を見ることができます。
また、橋板を正面に90°左を見ていただくと、
金属メッシュの板が渡されています。
かつてはここにも鋼線ワイヤーで係留された木の板が渡されており、
民家の軒先のどぶをまたぐ流れ橋という、なかなか他では見つけられない、
レアな流れ橋があったのですが……。
橋の先端部分から。
こういう場所で自分の姿を消すためにカメラの後ろで1枚撮るのは問題ないのですが、
そのあとで、カメラを動かさないように、注意しながらカメラの正面に回り込むのは、
なかなかに大変な作業です。
……高所恐怖症なもので。
(この高さでも割とダメ)
最後に橋の裏側を1枚。
これを帰宅後に見返して、やらかした! と失敗に気づきました。
河原に降りる階段があったのがを見落としていたようです。
360°カメラの写真って、まだまだ解像度が不足していたり、
発色が微妙だったり、水平がオートジャイロによる補正でも出せていなかったり、
フレアとか消しようもなかったりと、欠点も多いのですが、
現地では気づけなかった、現地でも得られなかった視点で眺められるので、
ほんと、面白いカメラだと思います。
引き続き入間川沿いを遡上します。