猫と占いの小部屋 -37ページ目

猫と占いの小部屋

こちらでは主に我が家の黒猫クロピのこと、たまに音楽や小説について書いていきます(ФωФ)ノ
私の専門占術はタロット・西洋占星術・四柱推命ですが、あまり占術については書かないかもしれません。

猫と暮らしているみなさんも、暮らしていないみなさんも、こんばんは〜(*´∇`)ノ 
今夜はクロピのことをタロットで占った結果を報告します!

楽しみに待っていて下さった方々、お待たせして すみませんでした。自分の鑑定は後回しにしているので遅くなってしまいましたm(_ _)m



にゃんと!スゴイ結果になりましたよ!



テーマ「なぜクロピは私を選んだのか?」
質問者/女性、独身、山羊座
お相手/クロピ、黒猫♀、誕生数9
スプレッド/ヘキサグラム

*過去の出来事を鑑定するので、過去〜未来、全て過去形になり、分析鑑定扱いになります。


1.過去(私と出会う前のクロピの状態)
XVII 星(R)→希望を失う、信頼できるものの不在
クロピは兄弟ともはぐれ、いっぴきぼっちで放り出されて不安な気持ちでいたことが伺えます。


2.現在(私と出会った時のクロピの状態)
VI 恋人たち→純粋さ、大きな意思、良い選択
私と遊ぶひとときは、クロピにとっても すごく楽しかったようです。クロピは私に会うために、同じ時間帯に近くにいるという選択をしたのかもしれません。


3.未来(地域猫時代のクロピの状態)
XIV節制→浸透、節度のある生活
クロピは地域猫としての存在で、着々とその町に浸透していった様子が出ています。ガッついて他の猫のご飯を奪うような真似はしていなかったようですね。


4.対応策(私がどのようにクロピに対応したか)
ペンタクルス9→実力にふさわしい生活、高い意識
「体力的に無理があるかも」「猫への認識不足」等、私が身の程をわきまえて夕食担当に徹していたのが表れています。また、近隣で猫の糞尿被害が問題視された際、クロピの分だけでもと自宅に専用のトイレを設置したことも、高い意識として出ていますね。


5.周囲の状況(地域猫時代のクロピの環境)
XV悪魔→欲望、常識に支配されない、意図的な介入
猫が好きでたまらず(特にクロピが)、会えば道端でパウチもカリカリもばら撒く等、多くの人々が人目もはばからずにクロピに接していたことが表れています。


6.質問者の願望(当時の私の願望や気持ち)
ワンド1→幸福、衝動性、精神的な価値
「この子をうちの子にしようかな」と発作的に思ったことは何度もありました。クロピに対して精神的な崇高さを見出していたのも確かです。


7.最終結果(なぜクロピは私を選んだのか?)
カップ1→純愛、閉じ込められる
クロピはただ単に私が好きだから、一緒に暮らすことを選んだようです。



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*長いし親バカ全開なので、面倒な方は飛ばして下さいww


それでは解説に入ります。
最終結果を書いて、いや、タロットを展開した時点で鼻血吹きそうだったのですが、構わず進めます。


まず、過去の場に出た星のリバース(逆位置)、これは泣けます。・゜・(ノД`)・゜・。
月齢6ヶ月といえば、とっくにお母さん猫から巣立っていたはずだし、もしかするともっと早くに引き離されていたのかもしれない。
共に育つはずの兄弟もいなくてーー多分クロピはあの町に捨てられたのでしょう。頼れる大人猫もいないし(クロピの左耳には猫に噛まれた跡がありました)、とても不安で寂しかったでしょうね。


次に、出会った当時の場に出た恋人たち、このカードには中央の上の方に天使が描かれています。「大きな意思」という暗示は、人ならざるものの意思を表す場合もあります。
言い換えると私とクロピは「出会うべくして出会った」と言えるでしょう。


周囲の状況の場に悪魔が正位置で出て、思わず吹き出してしまいました。みなさん「猫」への欲望むき出しで、クロピを可愛がっていたんだなーって。
「お腹空かして可哀想」ではなく、「自分がこの子にご飯をあげたいの!」という自発的なものがあったからこそ、自然と食餌が当番制になったのかと、今にして思います。


そして、注目の最終結果、その答えは純愛!


純愛!!



純愛!!!



(また鑑定結果の写真を見て、コタツの中のクロピを撫でまくり、噛まれて我に返りました(笑)


あちこち行くのに家がちょうど都合が良い所にあったからではなかったのね。
私の部屋の散らかり具合が過ごしやすいから、という理由でもなかったとは。


最終結果のカップの1はトランプに例えるとハートのA。
カップのエレメントは水で、それは愛情を表しています。ただ一つのカップに満たされた水は唯一の水、他のカップに注がれることはありません。
なので、このカードには物理的に「閉じ込められる」という暗示もあります。


実際に我が家に泊まるようになり、病気で倒れて箱入り娘になりましたねぇ(笑)


また、カップの1の上には星のリバース、右隣には恋人たち、左隣には節制と悪魔、この4つの大アルカナが囲むようにあり、カップの1の暗示を強めています。
つまり、


(ФωФ)< あなたが一番好きだから一緒に住むの♡


あまりにも思いがけない、とてもシンプルで、とてもうれしい理由でした(*´∇`*)



余談 : 基本的に占術師は自分のことを鑑定しません。主観が入りやすいし、自分に都合良く解釈しがちだから。
タロットの場合、自分の望むカードばかりが出てしまうこともあり得ます。
キャリアが長くても、自分のことは他の占術師に鑑定してもらうと徹底している方々もいます。

私は自分のことを視たいときは気にせず鑑定するタイプです。タロットカードを扱うときは、たとえ自分のことでも無心でシャッフルし、都合のいいリーディングはしません。
西洋占星術も四柱推命も、たまに星を詠んで実生活に取り入れています。これが結構使えるんですよ(´▽`)♪



最後まで読んで下さり、ありがとうございましたm(_ _)m
猫と暮らしている方々も、暮らしていない方々も、こんばんは〜(*´∇`)ノ 
今夜はクロピと出会う前の自分を振り返りつつ、クロピとの出会いを綴ります。



当時の猫との関係は、ご近所の飼い猫さんを撫でさせてもらったり、道端で会う野良ちゃんに熱い視線を送ったりする程度だった。


何年も付き合っていた彼と別れ、その数ヶ月後に父が急逝した。ここで心折れてちゃ元彼にも父にも顔向けできないと、がむしゃらに働いた。
前から気になっていた自然保護団体にも参加し、週2ペースでボランティア活動をしながら自然保護について勉強するようになった。


「すごいバイタリティですね!」
「さつきさんには、いつも元気をもらっています」
等々、お客様からは有難いお言葉をいただいていた。
当時の私はエネルギッシュだった。A10神経系の脳内ホルモンが大放出されているんじゃないかって思うくらい。


でも、実際に大放出されていたのは甲状腺ホルモンだった。
私はいつの間にかバセドウ病に罹っていた。


バセドウ病が発覚したとき、絶対安静を主治医から申し渡された。
チウラジールとインデラルのお陰で静かすぎる生活から解放されたけど、父の一周忌が過ぎても寂しさは癒えなかった。


そんな時期に母が交通事故に遭った。
家族が交通事故に遭ったのは初めてで、命に別状はなかったけど毎日病院に通いつめた。


ある日、疲れ果てて夜遅く帰宅すると、玄関の近くに小さな黒い姿があった。
「あっ、猫だ!可愛い♡おいで〜」
しゃがんで手を差し伸べると、「ミャーン」と甘えるような声で返事をしてやってきた。
仔猫というには少し大きい。だけど、無邪気に手にじゃれてくる。


それがクロピだった。


母の元から遅く帰ると、たいてい自宅前の道にいて、呼ぶと走ってきてくれる。
缶詰もカリカリも、何もあげない私と一緒に遊んでくれた。


周りにはいろんな地域猫や野良ちゃんがいたけど、相手をしてくれる子はいなかった。
クロピだけが私と会うたびに相手になってくれてた。


何の見返りもないのに。


人生激動のとき、小さな可愛い友達ができた。
クロピには、その存在そのもので助けられていたと思う。


そう、クロピは私の恩人(恩猫?)でもあるのです。


そんな小さな友達は、やたらと家に上がり込みたがり、月齢6ヶ月の当時は玄関まで、月齢9ヶ月にはリビングまで上がり込むようになりました。
その翌年には雨宿りにきたり、2歳になった頃には泊まっていくようになり…当時を思い出すと懐かしいですね(´▽`*)


ちなみにバセドウ病はクロピと出逢って数年後に、無事寛解しました。再発もしていません。
(蛇足ながら今の彼はクロピを溺愛していて、黒猫グッズを集めています笑)



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写真を撮ろうとしたら噛まれたので、先月撮ったものを。記号のような姿のクロピです。L字型?
猫と暮らしているみなさんも、暮らしていないみなさんも、こんばんは〜(*´∇`)ノ 

クロピは慢性腎不全を患っているため、療法食ジプシーをしているのですが、なかなか食べてくれません。
運良く気に入ってくれたものも、残りを出すと鮮度が落ちているからかあまり食べない。
どんなに空腹でも、療法食は食べない!


(ФωФ)< アオーン!(おなかすいたー!)
私「はい、美味しい美味しい療法食ですよー」
(ФωФ)< ……(横を向いている)

少しして、

(ФωФ)< ア・オーン!(ちがうのちょーだい!)
私「。・゜・(ノД`)・゜・。」


とにかく、体重を減らしてはならないので(というか増やしたい)、療法食ではないフードで少しでも腎臓に負担のかからないものをメインに与えてきたのですが…


私「じゃ、いつものカリカリ食べよっか?」
(ФωФ)<……(スーッと横を向く)


もう飽きたんかい!!


「今」の自分が好むフードが出てくるまで絶対に食べてくれません。
お腹空いてるくせに、なんて頑固な猫なんでしょう(´_`。)


次々と打つ手をくりだしておりますが、なんだかクロピと根くらべしている気分になってきました(^_^;)


クロピよ、必ずや そなたを太らせてみせようぞ!


(ФωФ)< ゴロゴロゴロ(あつくるしいから、とりあえず のどならしとこ)



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クロピをお膝に乗せて、横顔を撮ろうと頑張ってみました。写真撮られるの嫌いなわりには、やさしげな横顔を写せてうれしいです(*^^*)