ガザ戦闘休止の交渉行き詰まる-ハマスが極端な要求とネタニヤフ氏

Alisa Odenheimer によるストーリー

 • 15 時間

2024.3.25

 

(ブルームバーグ): イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止に向けた交渉が再び行き詰まった。ネタニヤフ首相は、ハマスが「極端な要求」をしているとして非難した。

 

 ネタニヤフ氏は26日、「ハマスはまたもや米国の妥協案を拒否した」と発言。その上で、ハマスがガザでの戦闘の即時終結とイスラエル軍の完全撤退、さらに「10月7日の大虐殺を繰り返せるよう勢力を維持すること」を要求していると述べた。

 

 イスラエルの陸軍ラジオによれば、同国政府がカタールにいる交渉担当者に帰国するよう伝えたという。ネタニヤフ氏の声明ではその件には触れておらず、協議が中断したとも述べていない。

原題:Israel-Hamas Talks Stall as Netanyahu Balks at ‘Extreme’ Demands(抜粋)

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大好調の意見

 イスラエルの住民を殺したうえに多数を拉致誘拐して戦いを始めたハマスが、ガザの住人の命を犠牲にしてイスラエルに気違いじみた要求をしている。ハマス側がそんなことが出来るのも、ガザの住民の沈黙と世界中が騙され同情するからである。

 

ガザ住民が本当にかわいそうならば、ハマスはサッサと敗北宣言をして戦闘を終結させて住民の命と捕虜の変換を行うべきであろう。

 

 しかし、ハマスはそうしないで戦闘を続行している。したがって、それに伴うすべての責任はハマスにある。世界中のいわゆるリベラルな心優しい人々は、ハマスに騙されること無く、真実を見据えて、ハマスに迅速な敗北宣言を要求するべきである。それによってガザの住民とイスラエルの捕虜の命は救われる。

 

世界はテロ組織に騙されてはならない。