腹筋群と呼吸の関連性と作用(4) | 大黒整体道場

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こんにちは 大黒整体院の荒井です

前回のつづきを書きます

 

呼吸筋は、横隔膜と肋間筋です。横隔膜は胸腔の下端にあるドーム状の骨格筋で脊髄神経である頚神経叢か出る横隔神経に支配されています。

横隔膜が収縮すると胸郭が広がり、胸腔内圧がさがるため吸気が行えます。

肋間筋は肋間にある3層の薄い筋で内肋間筋・外肋間筋・最内肋間筋からなっています。

 

外肋間筋は吸気時、内肋間筋および最内肋間筋は呼気時に、それぞれ肋間神経の働きで収縮します

 

努力性吸気筋と努力性呼気筋の筋群の機能に加えて内外肋間筋群の側方部分が体幹回旋中に呼吸の働きに活動があるとみなされています 

 

腹斜筋と類似した作用と似ており外肋間筋(吸気)は反対方向への体幹を回旋した時に最も活動が大きくなり内肋間筋(呼気)は同側方向への体幹の回旋時に最も活動が大きくなります 

吸気中に胸腔内容量は拡大し外肋間筋と胸骨近傍肋間筋群は収縮します 胸郭にある程度の堅さを与えます(安定性)この安定性機能は換気の重要な役割の構成要素になります 

 

肋骨の固定化作用は斜角筋の補助します 胸壁が横隔膜の収縮により引き起こされた胸腔内圧の減少に伴って内側へ部分的に引き込みを防止します